ビールグッズの保冷力比較【2】ステンレスタンブラーvs.冷凍庫で冷やしたグラス!満足度はどう変わる?

ビールグッズの保冷力比較【2】ステンレスタンブラーvs.冷凍庫で冷やしたグラス!満足度はどう変わる?

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ビールグッズの保冷力比較

「冷たいビールを味わえる!」と人気なのが、ステンレスタンブラー。
サーモスタンブラーイメージ2パッケージにも、「キーンと冷えた美味しいビールが飲めます」と書いてあるのですが……
タンブラーパッケージそれって、本当?

というわけで、実際に試してみました。

ビールグッズの保冷力を調べる実験、スタート!

まずは、実験の方法からご紹介。

Let’s Try !  

1. 水を入れます
用意したグラスやタンブラー、ジョッキに、水を350mlずつ注ぎます。
実験1の様子2実験に使う水は、ペットボトルに入れて冷蔵庫でひと晩冷やしました。
実験直前に温度をはかったところ、水温は8.3度
キンキン!という温度ではないですが、じゅうぶん冷えてます。

2. 時間ごとに温度をはかります
水を入れた直後から3時間後までの温度をはかりました。
1時間後までは15分おきに、それ以降は1時間おきにはかっています。
実験1の様子2

ステンレスタンブラー、缶ホルダーなど
7種類で比較

実験に使うのは、こちらの7種類のアイテム。
タンブラー集合3①真空断熱タンブラー(サーモス株式会社)  
②ステンレスタンブラー(和平フレイズ株式会社)
③真空ジョッキ(パール金属株式会社)
④アルミ缶
⑤保冷缶ホルダー(サーモス株式会社)+アルミ缶
⑥DURALEX タンブラー(株式会社ケーアイ)
※冷凍庫で冷やす
⑦DURALEX タンブラー(株式会社ケーアイ)
 ※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

①~③のタンブラーとジョッキは、どれもステンレス製の断熱二重構造。
保冷力が高いといわれているタイプです。
(詳しくは、ビールグッズの保冷力比較【1】へ)
ステンレス製集合④と⑤で使うアルミ缶には、中に水を入れて、実験の直前まで冷蔵庫で冷やしました。まさに、「プシュッ」と缶を開けた直後の状態♪
冷蔵庫の中の缶ビールアルミ缶のうちひとつには⑤の保冷缶ホルダーをセットします。
缶ホルダー単体もうひとつは、アルミ缶のみ。缶のまま飲む場合の保冷力を調べます。
「ビールは缶のままゴクゴク飲むよ!」という方は、おうちビールの多数派ですからね!
缶のみ⑥と⑦のDURALEXのタンブラーは、色違いの同じグラスです。
デュラレックスタンブラークリアなほうは室内に置いておき、ブルーの色がついたほうを冷凍庫で冷やします。
こんなふうに冷凍庫でグラスを冷やした経験、ありますよね。
冷凍庫で冷やしたグラス

冷凍庫で冷やしたグラスなら、注いだ飲み物をグンと冷やす

それでは、実験スタート!
早速水を入れてみます。

すると、⑥の、冷凍庫で冷やしたタンブラーの表面がサーッと真っ白になって、見るからに涼しげな雰囲気に!
実験1の様子水の温度をはかってみると、5.6度でした。
注ぐ前の水の温度は8.3度だったので、注いだだけでグーンと冷えました。

①~③のステンレス製のタンブラーとジョッキの場合、水温はどれも8.1度~8.9度程度で僅差。
実験の様子ジョッキ④の、アルミ缶のみの場合の水温は7.6度⑤の保冷缶ホルダーを使ったほうは7.1度でした。
実験の様子(缶ホルダー)

「10分間のシアワセ」と「1時間の満足」は、容器で選べる!

1時間後までの水温の変化をグラフでみてみましょう。
実験1結果冷凍庫で冷やしたグラスやアルミ缶は、10分くらいのあいだは中の飲み物をかなり冷たくしてくれました。

ステンレス製のタンブラーやジョッキの場合、注ぎ入れることによって飲み物がわずかにぬるまってしまうようです。
でも、1時間後までその温度をキープ。

容器によって、ここまで差が出るんですね!

「はじめの10分間だけでもシアワセに浸りたい」という方は、冷凍庫で冷やしたグラスを使ったり、缶からそのままゴクゴク飲んだりするほうが、ビールの冷たさを味わえるかもしれません。
冷凍庫で冷やしたグラス「美味しいビールをじっくり味わいたい」「ビールはタンブラーやグラスに注いで飲みたい」「冷たすぎるビールは好きじゃない」という方には、ステンレス製のタンブラーやジョッキがオススメかも。
ステンレスタンブラーイメージ

ステンレス製の容器は温度をキープする

さらに、3時間後までの温度変化をグラフでみてみましょう。
実験2結果はじめはキンキンに冷えていた⑥の冷凍庫で冷やしたタンブラーや、⑤のアルミ缶など、保冷機能がない容器に入った水はすぐにぬるくなっていきます。

それに対して、①~③のステンレス製のタンブラーやジョッキは、中の水温がほとんど変わりません。

陸上競技でたとえると、短距離走選手とマラソン選手のような違いかもしれませんね。

たとえば、①の真空断熱タンブラーだと、2時間後の水温は10.2度。3時間後にはかってみても、11.4度でした。
ほぼ、冷蔵庫から出したときのまま!
サーモス2時間後水の温度が一番ぬるくなってしまったのは、⑦のタンブラー
2時間後の水の温度は18.8度で、3時間後になると、21.8度に。
グラス2時間後この日の天気は晴れで、室温は30.7度まで上がっていました。

暑い日に、グラスの中の水がぬるくなるのは仕方のないこと。
それなのに、同じ場所に置いたにもかかわらず、中の水の冷たさをキープするステンレス製タンブラーやジョッキの力にびっくり♪

ビールを移し替えない缶ホルダーは
缶の冷たさを最大限に利用する

実は、1時間後まで中の水を一番冷たく保っていたのは、⑤の保冷缶ホルダーでした。
実験の様子(缶ホルダー)缶をセットするだけで使えるお手軽な缶ホルダーですが、保冷力はステンレス製のタンブラーやジョッキとほぼ同じ、という結果に。
缶ホルダー単体1杯のビールを何時間もかけて飲むことは、そうないですよね。
お手軽な上に保冷力も高いなんて、かなりの実力派アイテム!

ステンレスタンブラーも冷蔵庫で冷やしてみると?

でも、ちょっと待った!

⑤の保冷缶ホルダーはたしかに優秀だったけど、一番の理由は、缶そのものが冷たかったからかもしれません。
触ってみても、かなり冷たい!
缶が冷えている様子ステンレス製のタンブラーやジョッキは室内に置いてあったので、そう冷たくはありません。

赤外線を当てて表面の温度をはかってみたところ、25.8度。
うーん……冷たいどころか、ぬるい。
タンブラーの表面温度というわけで、次は、水だけでなく、ステンレスタンブラーや缶ホルダーも冷蔵庫で冷やしてみます。
冷蔵庫で冷やした様子

今回の記事に登場したアイテム 
エコロニー ビアグラス(株式会社 キントー)
真空断熱タンブラー(サーモス株式会社)
ステンレスタンブラー(和平フレイズ株式会社)
真空ジョッキ(パール金属株式会社)
保冷缶ホルダー(サーモス株式会社)
DURALEX タンブラーマリン(株式会社ケーアイ)

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