フライパンコーティング比較【4】鉄vs.ステンレス!これだけは外せないポイント

フライパンコーティング比較【4】鉄vs.ステンレス!これだけは外せないポイント

今回は、コーティングのないフライパンが登場!
コーティングがないので、お料理がくっつきやすそう…
さて、本当のところは?

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フライパンコーティング比較

どんな素材のフライパンがあるの?

コーティングのないフライパンってどんなものがあるんでしょう?
くらべルートでは、2つのフライパンをピックアップ。
fpan-59①ネオキャスチール(株式会社タマハシ) 鉄製
②ビタクラフト オレゴン(ビタクラフトジャパン株式会社)ステンレス製
(カッコ)の中はメーカー名、以降省略します。

鉄とステンレス!存在感たっぷりですね。
コーティングがはがれるといった心配がないので、一生ものともいわれるフライパン。

まずは、それぞれのフライパンのポイントからみていきます。

鉄製フライパンのポイント!

鉄のフライパンを使いはじめる時は、「空焼き」をしてから「油ならし」をするという、ちょっとした準備が必要。カンタンにご紹介しておきます。
空焼き↑↑ これらは、くっつかない鉄フライパンにするための大事な作業。
強火や、空焼き、油をすりこむなど…フッ素樹脂加工などの、コーティングがあるフライパンの使い方とは、真逆。ちょっと手間だなとも思うことも…

空焼きがいらない鉄フライパンもある

冒頭に登場した鉄製の①ネオキャスチール
このフライパンはシリコンが塗装してあるので、「空焼き」と「油ならし」がいりません。
鉄フライパン予熱をしてから、油を塗って使うことを繰り返すうちに、酸化皮膜ができて、くっつきにくいフライパンになっていくんだとか。
これなら、特別な手間はいらないですね。

また、あらかじめ空焼きされてある鉄フライパンもあるそうですよ。ちょっとおっくうだなと思っている方は、ぜひチェックを!

ステンレス製フライパンのポイント!

こちらは、ステンレス製の②ビタクラフト オレゴン
ビタクラフト持ってみると、鉄フライパンも重いですが、こちらは、さらにずっしりという感じ。

ステンレス製とはいうものの、2層のステンレスの間に3層のアルミがはさまれている全面多層フライパン。
fpan-64熱伝導のよいアルミと、耐久性のよいステンレスが合体したフライパンなんですね。

水滴が転がったら予熱OK!

②ビタクラフト オレゴンのパッケージを開けて、目に飛び込んできたのはこちら。
fpan-65水滴がコロコロ転がる状態が、予熱OKのサイン!なんだか、楽しくなりますね ♪

これは、ビタクラフトに限らず、ステンレス製の多層フライパンでは、共通のポイントです。こちらは、フィスラーの説明書。同じ内容が記載されています。
フィスラーなるほど…水滴が転がる=予熱完了なので、とてもわかりやすい合図。これなら、迷わずに調理がスタートできますね ♪

さらなるポイント!油は引く?引かない?

コーティングのないフライパンには、材質によって、調理前の下準備や、予熱の方法が様々だということが分かりました。
でも、コーティングがないから、油は引いて調理するよね?これは、鉄もステンレスも同じ?

いえ、そうでもないんです!そこには、さらなるポイントが…

鉄製フライパンは油を必ず引きます ↓ ↓
鉄フライパン

ステンレス製フライパンは、料理によって、油を引くときもあれば、引かないときもあります…

えっ??どういうこと?

ステンレス製フライパンの無油調理とは?

実は、ステンレス製の②ビタクラフト オレゴン無油調理ができるフライパン。お肉などを焼くときは、お肉自体の油のみで調理ができるので、はじめに油を引かなくてもいいのです。
ビタクラフト無油調理余分な油を使わないので、ヘルシーですね。ただ、食材自体に油分がないものはダメ。例えば、たまご料理や、ホットケーキなどは、油を引くのが必須です。

ポイントをおさえればくっつかない!

鉄製、ステンレス製のフライパンのポイントをおさえたところで、くっつかないかを調べるために、薄焼きたまごを焼く実験をします。

実験の様子はこちら ↓ ↓

Let’s Try !

1. たまごを割り、菜箸でときます。
卵をとく
2. フライパンに油を引いて予熱し、中火でたまごを焼きます。
鉄フライパン卵

さて、どうなる?くっつかない…?

それぞれの正しい使い方で実験

鉄製の①ネオキャスチールは、油を引いて、中火で140度になったら、たまごを入れました。
鉄フライパン
フライパンの温度測定には、デジタルサーモメーターという赤外線を当てて温度を測る道具を使用。
デジタルサーモメーター
たまごの表面が固まったところで、フライ返しを、そーっと入れてみました。
鉄フライパンたまごくっついていない様子。お皿にスムーズに移すことができました。

さて、薄焼きたまごの仕上がりは…
鉄フライパン少し、焦げ目ができていますね。中火だと、火力が強いのかもしれません。

次は、ステンレス製の②ビタクラフト オレゴン。油を引いて、2分たったら、水を落としてみました。
ビタクラフト本当に水滴が、コロコロ転がったー。予熱OKのサイン出ました!

ということで、たまごを入れて焼いていきます。
ビタクラフト薄焼きタマゴたまごの表面が固まったところで、フライ返しを入れてみると…
ビタクラフト②ビタクラフト オレゴンも、薄焼きたまごはくっつかず!お皿にスムーズに移すことが出来ました。
ビタクラフト焼きムラもなく、きれいな仕上がり。とてもおいしそうです(^^)

仕上がりの違いの理由は次回へ…

鉄製フライパンも、ステンレス製フライパンも、ポイントをおさえれば、くっつかない!はクリアできそうですね。

実験結果を表にまとめて見てみましょう。
薄焼きたまご仕上がり表仕上がり結果には、ずいぶん差が出ました。
フライパンの材質によって、熱の伝わり方に違いがあるようですね。
その違いが分かれば、もっとうまくフライパンを使いこなせるはず…
次回は、その熱の伝わり方の違いを探ります。

今回の記事に登場したアイテム 
ネオキャスチール 鉄製フライパン 26cm(株式会社タマハシ)
ビタクラフト フライパン オレゴン 25.5cm(ビタクラフトジャパン株式会社)

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