【収納の鉄則】を知れば散らからない!「片付けの基本のン」

【収納の鉄則】を知れば散らからない!「片付けの基本のン」

部屋を頑張って片付けたのに、なぜだかまたすぐに散らかってしまうことがありませんか?
どうせなら、なるべくキレイに片付いた状態を維持したいですよね。

  • 片付けてもすぐに散らかってしまう
  • 家族が使ったモノを元の場所に戻してくれない
  • つい色んな場所に置きっぱなしにしてしまう

これらの問題でお悩みの方は、収納の基本を知らずに、ただ空いている場所にモノを置いているからかもしれません。

今からお伝えする「収納の鉄則」を意識すれば、格段に片付けやすくなります。

前回の記事はこちら 
脱・ガラクタ部屋!今日からあなたも片付け上手「片付けの基本のキ」
捨てられない人必見! モノを増やさず、捨て上手になる「片付けの基本のホ」

「収納の鉄則」5つのルールとは?

整理収納アドバイザー理論において、収納の鉄則が5つあります。

  1. 適正量を知る
  2. 行動動線に合わせる
  3. 使用頻度に合わせる
  4. グルーピングする
  5. 定位置管理をする

何だか難しそうですか?
大丈夫です!一つ一つ、具体例を交えて分かりやすく説明していきますね。
この理論を実践すれば、部屋がきっと片付く&キレイな状態をキープできるはずです。

【1】モノの適正量を知る

片付けが苦手だという3人家族のお友達。持っているバスタオルは20枚。フェイスタオルが30枚あるそうです。
実際、必要数は何枚でしょうか?
毎日洗濯をするとして乾かなかったりたためなかったりすることを考えても、バスタオルは一人3枚。3人なら9枚あれば足ります。フェイスタオルはトイレと洗面所とキッチンで使うとしてもやはり9枚あれば足りますね。

冬物のパジャマなど毎日洗わない(我が家の場合)ものは、「洗って乾いて戻したら着ていたものを洗う」ようにすると2セットで済むうえに、ストックのスペースが不要になります。

洋服もシーズン中に着きれないないほどの数を持っていませんか?

モノが余分にあると引き出しやクローゼットがあふれて、入れづらくなります。
そうなると戻すことが億劫になり、出しっぱなしになります。
山になって見つけられず、また買ってしまうこともあります。悪循環ですね。

使いまわせる適正量を知ることで、「スペースと管理をするための時間」を減らすことができるのです。

適正量についてはあまり意識しないかもしれませんが、実は整理(不要なモノを除く作業)する際にとても有効なのです。

【2】行動動線に合わせる

散らかりを防ぐコツ

子供や夫が靴下を脱ぎ散らかし、文房具を出しっぱなしにする。そんなお悩みの相談も多いです。
これらは、散らかる原因を考えてみると解決するかもしれませんね。
脱いだ靴下や使った文房具を入れる場所が無いか、あるいは遠いのかもしれません。

  • ソファや寝室で靴下を脱ぐなら、近くにカゴを置いてみる。
  • いつも置きっぱなしにする場所を定位置にしてしまう。

家の中のあちこちで使うモノは複数用意して、各所に置いた方が良い場合があります。
例えば我が家ではリビング以外に、宅配物の開封用に玄関にもはさみを置いています。

「いつの間にか置きっぱなし」を防ぐ

ダイニングテーブル、玄関靴箱の上、ソファ、キッチンのカウンターなどはパッとモノを置きやすく、散らかりやすくなります。
なぜなら、高さが「ちょうど良い」からです。

我が家では、ダイニングテーブルは部屋の中央に配置しています。
テーブルが部屋の中央にあると、置いてあるモノが目立つので心理的に置きづらくなり、置きっぱなしを防ぐことが出来るからです。

他にも玄関には花や置物を飾って、モノを置くスペースを物理的になくしています。
また、ひんぱんに使うものであれば、壁にかけられるようにしたりカゴを置くことで、他に定位置を作るというのも効果的です。

無印良品のフック
▲無印良品の「壁に付けられる家具・長押」と横ブレしにくいフックで、壁にバッグや上着の定位置を作りました。

【3】モノの使用頻度に合わせる

モノを使用頻度によって6つに分けてみましょう。

  1. 毎日使う
  2. 2~3日に一回使う
  3. 週1程度使う
  4. 月1程度使う
  5. 年1回程度使う
  6. 1年に一度も使わない

1~3までが使用頻度の高いモノになります。
使用頻度の高いモノを「手の届きやすい場所」に意識的に配置すると、無駄なアクションを減らすことができます。

食器の整理は使う頻度に分けて使いやすく

家の中で使用頻度の高いものは、例えば食器。ただし、家族が毎日使うものと、来客やハレの日用を分けている場合は、使用頻度が違いますよね。
家族用は取りやすい中段に、たまに使う食器は上段など別に収納すると、格段に食事の準備や片付けがしやすくなります。

我が家は来客用として食器をあまり分けていません。お茶セットは来客用があります。(上:来客用、下:家族用)

並べ方は使用頻度が高い順に「中段→下段→上段」に配置するのが、身体的ストレスが低いです。
また、重いモノは下、軽いモノは上に置くと危険がなく安心ですよ。
食器だけでなく押入れなどの収納の参考にもしてみてくださいね。

季節的なモノなど、使う頻度の少ないものは?

先ほど使用頻度で5に挙げた「年1回程度」のモノ、例えばクリスマスグッズ、おひなさま、思い出品などは家の中で一番遠い収納場所に置きます。我が家の場合は、ロフトに置いています。
ロフトには、はしごをかけないと行かれません。

一年に一度も使わないものは処分か保留

使用頻度で6に挙げたものは、不要品の可能性が高いです。処分できれば良いですが、悩むようなら「保留」としてまとめておくと、誰かに譲る時にスムーズだったり、時間が経つと処分することもできます。とりあえず生活エリアから避けることが効果的です。

よく使うものを優先的に取り出しやすく

「出し入れしやすい場所」に使用頻度が低いモノを収納していないか見直してみましょう。
キッチンツールも毎日使う「一軍」と、たまに使う「二軍以下」に分けて収納すると料理がしやすくなります。
毎日使うツールだけを一軍として一番開け閉めしやすい引き出しに置いています。

【4】グルーピングする

これは私が座るイスの近くにあるコーナーです。
「ファイルボックス」「ボールペン」「手帳」「メモ」を一緒に置いています。

子供からプリントを渡されたら・・・

1.予定を手帳に書き込む
2.ファイルボックスに振り分けて入れる
3.未処理はアクリル棚の下に置く

使うものがまとまっていると、プリントにボールペンで記入したり、メモをしたりもスムーズです。グルーピングして一箇所に置くことで、動作が減り時短になります。

【5】定位置管理をする

特に毎日のように使うものは、置き場所を決めましょう。
例えば、鍵、スマホ、リモコンなどです。

テーブルの横に100均のつっぱり棒とウォールポケットで「リモコン置き場」を作りました。

使用頻度が高いモノほど、見失う回数が増えます。
よく使うものから定位置を決めましょう

家族みんなが使いやすいラベリング

また、収納ボックスなどには写真やラベルを貼ることで家族も使いやすくなります。
統一感のある白収納が流行っていますが、ぱっと見てわからないようではかえってストレスになってしまいます。
整理した本人だけでなく、家族にも分かりやすくするためにはラベリングは必須。
我が家では、絆創膏や綿棒をケースに入れてラベルを貼り、薬の引き出しに収納しています。

モノと向き合う時間を楽しもう

断捨離経験がある私は今、「好きなモノを適量持つ」暮らしやすさを実感しています。
クローゼットや棚にスペースがある・・・以前はあり得なかったので嬉しくて仕方がありません。

片付けの話を聞くと一気に捨てたくなるかもしれませんが、ゆっくりでも良いと思うのです。
あきらめずに進めればいつか終わります。捨てたり片付けたりといった作業は、かなり脳を使います。急に沢山のモノを手放すと疲れてしまうかもしれません。

モノが減ったら、少しずつお気に入りを探して買い替えたり。
そして、理想の暮らしに近づく方が増えたら嬉しいです。
モノとしっかり向き合うことは、自分や、内面にある価値観と向き合うことだと思うのです。

おわりに

片付けは、人に見せるためにするものではなく自分や家族が快適に暮らすためにするものです。
「時間・お金・ストレス」の無駄使いが減り、前向きな毎日を送るためです。

適正量も収納方法も、人それぞれです。
雑誌やサイトを参考にしても上手くいかないことがあるかもしれません。

でもこの、収納の鉄則は万人に当てはまる基本です。
ご自分や家族に合う方法を、楽しみながらぜひ見つけてくださいね。

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まい

まい

整理収納アドバイザー1級/整理収納教育士/クリンネスト2級まいcleanlife
都内の築15年小さな一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。