過炭酸ナトリウム(過炭酸ソーダ)

キーワード解説
一般的な市販の酸素系漂白剤の主成分で、塩素系漂白剤よりおだやか。炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素が 2:3 の割合で混合された付加化合物で、弱アルカリ性で強力な酸化力があるため漂白剤以外にも、除菌剤、消臭剤としても使われる。

優秀なエコ洗剤
酸素系漂白剤は塩素系に見られるようなツンとした臭いもなく、かつ様々な汚れをすっきり落としてくれます。また、使用後は水や酸素に分解されるため、環境への負荷も少ないとってもエコな洗剤です。

布類についた嫌なニオイにも効果的
ちゃんと洗濯したはずのタオルや服がなぜか臭う!洗濯して干した後すぐは臭わないのに、水で濡れたら嫌な臭いが復活!なんてことはありませんか? それは「モラクセラ菌」のしわざです。うっかり生乾きになってしまったときや、タオルなど長く使っているとニオイの原因菌が繊維と絡まり、普通に洗濯してもなかなか落ちなくなってしまうんです。そこで「過炭酸ナトリウム」の出番です(酸素系漂白剤でも可)。過炭酸ナトリウムをお湯(50℃くらいが最適)で薄め、1時間ほど衣類を浸け置きすると効果的。色柄物にも安心です。なお洗濯機では使えないことが多いですが、タライなどで60℃のお湯に浸けおく場合は、10分くらいでも効果があります。ただ、ウールやシルク、金属繊など繊維の種類によっては塩素系の漂白剤を使えない場合もありますのでご注意ください。

使用時の注意点は?
過炭酸ナトリウムが目に入った場合、すぐに生理食塩水(水1リットル:食塩9g)を作って洗い流すと中和できます。心配な場合は念のため眼科での受診をおすすめします。
また、過炭酸ナトリウムは水分を帯びることで発熱を伴い分解するため、密閉した容器に保管すると、分解によるガスで容器が加圧され破裂する恐れがあるため危険です。
おしゃれな容器に詰め替えたい!という気持ちもあるかもしれないですが、ガス抜き機能が付いた専用の容器を使う必要があるため、詰め替えはおすすめしません。
さらにほんの少しの水分でも分解がおきるため、チャックはしっかりと閉め、湿気に気をつける必要があります。

今回の記事に登場したアイテム
過炭酸ソーダ物語 500g(紀陽除虫菊株式会社)

関連記事はこちら 
「花粉や梅雨の時期もOK!部屋干しのメリットと生乾きを防止するコツ。気になるニオイの解決法も」

The following two tabs change content below.
くらべルート編集部

くらべルート編集部

くらべルートでは、専門家によるアドバイスや、スタッフによる実験など、暮らしの中で生まれる素朴な疑問を、解決する情報がいっぱい♪ 是非、他の記事もチェックしてみてくださいね。
くらべルート編集部

最新記事 by くらべルート編集部 (全て見る)