子どもの絵や思い出の作品、賞状、古いおもちゃなどの整理のコツと保管アイデア

子どもの絵や思い出の作品、賞状、古いおもちゃなどの整理のコツと保管アイデア

新しいスタートに向かうこの時期、進学や進級に伴いたくさんの思い出の品を整理する時期でもありますね。
子どもの成長を嬉しく思いつつも作品や賞状、要らなくなったおもちゃなどをどうするか?で頭を悩ませる方も多いのでは?

押入れやクローゼットに突っ込んで終わり!にならないように、残しておきたい思い出の品の保管方法やおもちゃの手放し方をご紹介します。

思い出は全部残す?

以前、私に片づけの依頼をしてくださった方で、6畳ほどの二部屋まるまるが子どもさんの思い出の品で埋め尽くされている家がありました。
『子どもが作ったモノ・使ったモノはすべて成長の証しだから捨てられない…』と、赤ちゃんの頃からの衣類やおもちゃや作品すべてを残した結果、今の生活がままならなくなり困り果てておられました。

この事例はとても極端ですが、どこのご家庭でも思い出の品の残し方や整理の仕方には困っておられるようですね。

残すモノはきちんと選ぶ!

そんな方にお聞きするのが『そのモノに対するストーリーがありますか?』ということ。
ストーリーとは、そのモノを見てあふれてくる気持ちやエピソードのことです。それらを見ても何も感じないのなら要らないと思いませんか?

私のおすすめする”残すモノの選び方”は、まず全ての作品や賞状を広げてみて、『上手に出来てるね!』『頑張ったね!』など、子どもと話をしてみること。
子どもも、すごく頑張ったモノや適当に作ったモノなど思い入れはざまざまで『ここをすごく頑張って先生に褒めてもらった!』とか『何回やってもうまくできなくて泣いてしまった』とかいろんなエピソードを話してくれます。それを一緒に共有してみましょう。

そうすると、単なる困りモノだった作品がエピソードを共有することで愛おしく思えてくるんです。あとはどれを残すか、子どもと一緒に数を絞っていきましょう。

そのままのカタチで残しておきたいもの

①絵画などの平面作品

大切な作品は、出来れば折らずにしまうことができる大きさの紙袋や作品バックなどに入れて、ほこりや汚れから作品を守れるようにしまっておきたいですね。

特にお気に入りの作品は、ラミネートするのもおすすめ。ラミネートの機械と専用フィルムもだいぶお手頃な価格になりましたし、最近は100均で手張りのラミネートフィルムも売られています。小さな作品であれば、スクラップブックに貼るのもよいでしょう。

こどもの絵の保存
▲とりあえずの保存は紙袋や作品バックのままでも大丈夫です。

②形や大きさがバラバラな立体作品

残すと決めたのなら、なるべくいい状態で保管できるような工夫が必要です。
立体作品は形や大きさもバラバラなので、100円ショップの蓋つきのストレージボックスなどに入れ、劣化を防ぐために新聞紙や不織布などでくるみ、できれば隙間を埋める緩衝材や丸めた新聞紙で保護します。
セリアの箱
あくまでも保管なので普段よく使うモノを入れておく場所は避けます。
デッドスペースや納戸、押し入れの天袋など普段は使いにくいな…と思うようなところに入れておけばいいでしょう。

子どもの作品収納
▲春から小学生になる息子を持つNさんに、幼稚園時代の思い出作品を実際に詰めてもらいました。形が崩れやすい紙細工などは小箱にまとめました。

③賞状や通知表など

賞状なども筒に入ったままではかさばるので、賞状用のファイルでスッキリ残すと便利で見やすくなります。賞状のほかに成長の記録や通知表なども一緒に入れておくと思い出いっぱいのファイルが出来上がります。
賞状の収納

カタチを変えて残しておくもの

写真で残すときのアドバイス

いろいろ残したいけどスペースが…と思う方は写真に納めて。
おすすめは「子ども」と「作品や賞状」を一緒に撮ること!
そうすると、この年齢の時に作ったんだな…というのが一目瞭然だし、あとからアルバムを開いた時に子どものその時の感情も一緒に感じることができてとても楽しく見ることができますよ。
こどもの作品収納

特別な作品は、思い出の品として別のカタチに

平面作品をもっと身近に感じて手元に置きたい場合は、

  • マグカップ
  • Tシャツ
  • 革小物

など、いろんなモノに転写プリントして、日用品として接することができます。子ども自身が自分で使ってもいいし、お父さんやお母さんがそれらを愛用してくれていると知れば、子どもの喜びもひとしおですよね。

cogocoro
▲子供の思い出をオンリーワンの革小物に変え、未来へ繋げる「Cogocoro」。【画像協力:cogocoro

遊ばなくなったおもちゃは?

特に10歳くらいまでの間は子どもの成長が著しいので、すぐに新しいおもちゃを買ってしまう…という方も多いと思います。
でも、よく考えてみてくださいね。
新しいのが増えるとともに、古いおもちゃには興味を示さなくなっていませんか?

「モノを大事にしてほしいから…」と必要でなくなったモノも一緒に置いておくのは間違いです。モノを大事にするとは大切に使い続けることを意味するので、要らなくなったモノはさよならしていきましょう。

ただ捨てるのではなく、誰かにあげる、リサイクルショップへ持って行く、施設や海外へ寄付するなども、親子で一緒に行うと、とても良い経験をさせてあげることができます。
おもちゃリサイクル

さいごに

お父さん、お母さんの都合で勝手に処分してしまうのではなく、子どもと一緒に「どうしたいか?」「どうするのがいいか?」を考えて、いつでも楽しめる思い出として保管するようにしましょう。
ぜひ、この春休みに子どもと思い出の品を整理しながら良い時間を過ごしてくださいね。

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柳澤知伽

柳澤知伽

moasa主宰/整理収納アドバイザー1級/インテリアコーディネーターmoasa
LESS IS MORE(より少ないことはより豊かなこと)をコンセプトに、モノの持ち方や向き合い方を見直して「シンプルだけどより豊かな暮らし方」へのシフトをご提案しています。 ついつい先送りにしてしまう…そんな方の背中を押して一歩を踏み出すきっかけになりたいと思っています。