カトラリー

キーワード解説
洋食器のうちフォーク、ナイフ、スプーンなど、主に食事の際にテーブルで用いる金物類の総称。cutという文字が入っているとおり、刃物類一般の呼称としても使われる。英語表記はcutlery(由来は中世フランス語のcoutellerie)

【カトラリーは銀製品?】
ここでは、主に食卓で洋食を食べるときに用いる金物類の総称としての「カトラリー」について説明します。
cutleryはイギリス英語で、アメリカでは「silverware(シルバーウェア)」が良く使われます。cutleryも本来は「銀製」のものを意味する言葉でしたが、今はステンレスのものに対しても使われます。ただし、銀製やステンレス製であっても、皿や鉢などの食器類は含みません。

【カトラリーの歴史】
新石器時代の人々は、とがった石をナイフの代わりとして食べ物を口にする際に使用していました。その後、まもなくスプーンも登場します。カトラリーのうち、もっとも歴史が浅いのはフォークで、11世紀初頭でした。現在のように食事の際のマナーや文化としてカトラリーが定着したのは、17世紀後半。中世以前のヨーロッパでは、王侯貴族であっても食事するときは手づかみが基本でした。

【カトラリーの種類】
フォーク、ナイフ、スプーンというと少なく思いますが、例えばナイフの場合はテーブルナイフ、ディナーナイフ、デザートナイフのように料理ごとに使い分けるため、カトラリー全体の種類としては、40種類以上あると言われています。


国によって、食事に使うカトラリーのサイズも異なります。欧米では食事にメインで使うサイズを「テーブル」サイズ(約21cm)と呼びますが、日本では大きすぎるため、食事には「デザート」サイズ(約19cm)のカトラリーをメインに使っています。

【カトラリーのお手入れについて】
ステンレス製のカトラリーは酸や塩が苦手です。酸や塩を含んだ汚れを付着させたまま放置させると錆びの原因になります。使用後は、早めにぬるま湯と洗剤で洗い、よく拭いて水気をとりましょう。


美しいつやを保つためには、柔らかいスポンジで優しく洗うことを心がけましょう(硬いスポンジやたわしは、傷がつく原因となります)。保管する際は湿気を避け、種別ごとに分けて、引き出しにしまっておくことをおすすめします。

今回の記事に登場したアイテム
カトラリースタンド カバー付(株式会社 吉川国工業所)