醤油差し比較【2】液だれしない醤油差しを探せ!100均、プッシュ式など10種類を調査

醤油差し比較【2】液だれしない醤油差しを探せ!100均、プッシュ式など10種類を調査

お待たせいたしました! ついに醤油差しの実験がスタートしました。
醤油差しを選ぶときに、一番気になるポイントが「液だれ」ではないでしょうか?
何しろ、見た目だけでは判断できません。
お店に醤油の入った醤油差しと小皿でも置いてあればよいのですが・・・。
というわけで、皆さんに代わって、実験していきたいと思います!

実験の流れについて


あまりご説明は必要ないくらい、ルールは至ってシンプル。
実験に使用するのは、キッコーマンさんの濃口醤油(今回の実験のために新品を開封)。

  1. 同量ずつ醤油差しに醤油を入れます。
  2. 醤油差しを1つずつ手に取り、小皿にゆっくりと醤油を注ぎます。
  3. 注いだ後の醤油の差し口をチェック。

全く醤油が残らなければ◎、ちょっと残ったけど垂れる心配が無いものは○、実験中はセーフでも放っておくと絶対垂れるものは△、完全にツーっと垂れ落ちてしまった場合は×で判定していきます。

実験の模様を動画でチェック

実際に行った実験の様子が気になる方は、↓の動画を再生してみてくださいね。
とりあえず判定結果だけ知りたい方は、動画を見なくてもOKです。

実験動画はこちら。

【A】陶器の醤油差しの2選の比較結果


「意外と(?)どちらもスムーズに使えた」と思いきや、おや?
ちょっと昭和感のあるレトロな醤油差しの差し口に醤油がついています。

ポーレックス VS レトロな醤油差し

ポーレックス ⇒ 差し口に醤油は見えるが、問題なし。
レトロな醤油差し ⇒ 液だれあり。

ポーレックスも最初は差し口に醤油が残ったものの、表面張力で何とか持ちこたえ、さらには時間が経つと、醤油が中に引き戻されていきました。
レトロな醤油差しのほうは時間が経つと、ツーっと醤油が垂れてきました。
そして、下に敷いた半紙にも染みが・・・。

陶器の結果
▲時間が経って、差し口の醤油が引っ込んでいったポーレックスと、完全に液だれしたレトロな醤油差し

【B】ガラス製の醤油差し4選の比較結果

まずは、ベーシックなデザインの2つから。

スタビアリュクス VS セリアの調味差し

スタビアリュクス ⇒ 液だれ無し。
セリアの調味差し ⇒ 液だれ無し。

さすがに「垂れにくい」と謳っているだけあります。
使い勝手も、どちらも液キレが良いというのでしょうか、ピタッと醤油が止まってくれる感じが実に心地よいです。

正直、100均はダメだろうと思っていたのですが・・・これは予想外の結果!

上向きガラス
▲動画からの抽出画像です。ダイソーの醤油差しは少しだけ差し口に醤油が残っているのが見えます。

ダイソー VS iwaki

ダイソーの醤油差し ⇒ 液だれは無いが、差し口にやや醤油が残る。
iwakiの醤油差し ⇒ 液だれ無し。

今度は上向きに差し口がついているタイプです。
ダイソーのほうは差し口に醤油が残ってしまったのと、たまに空気穴の方から醤油がでてくることがある(なぜこんな位置に空気穴が・・・)のが、残念なポイントでした。

それでも、お値段を考えるとなかなか優秀な成績と言えます。

【C】プラスチック製の醤油差し4選の比較結果

さて、こちらはちょっと特殊なタイプが集まっております。
まずは「液だれするかどうか」においての結果をお伝えします。

プッシュタイプの醤油差し

セリア VS tower

ワンプッシュしょう油差し ⇒ 状況により、液だれあり。
醤油差し プッシュ式 ⇒ 状況により、液だれあり。

実は2つとも、最初のうちは液だれなく使えていました。少々醤油が差し口に残っても、時間が経つと中に戻っていくようです。
ただ、今回は別の実験で何プッシュも続けて使っているうちに、どちらも差し口にうっすらと醤油が残り、実験後には垂れてきてしまいました。

家族が多いご家庭や、「醤油をたっぷりかけたい!」という方は何プッシュも連続して押すことになり、今回と同様の現象が起きるかもしれません。

スプレータイプの醤油差し(番外編)


スプレータイプについては、あまり液だれの心配はいらないと思うのですが、一応結果だけお伝えしますね。

スプレーの噴射口
▲少し分かりにくいですが、ダイソーの「しょうゆスプレー」の噴射口に注目!

ダイソーのしょうゆスプレー VS ちょいかけスプレー

しょうゆスプレー ⇒ 噴射口にやや醤油が残るが、液だれは無し。
ちょいかけスプレー ⇒ 液だれ無し。

噴射口に残った醤油が固まってしまうと、詰まりの原因になりそうです。特に今回実験に使用しているキッコーマンさんの醤油は、レビューなどでもスプレーと相性がよくないという意見をよく見かけます。詰まりをふせぐために、使用後にこまめに噴射口に残った醤油をふき取った方が良さそうですね。

万が一詰まった場合は、ぬるま湯+重曹で復活するので、お試しくださいね。

実験の結果発表&まとめ

スプレータイプを除いた8種類の醤油差しの実験結果をまとめてみました。
こうして見ると、やはり「液だれのしにくさ」を謳っている商品は、いずれも好成績ですね。

何か共通点がないか、特に差し口の形状や角度について探ってみたのですが、どうやら下記の3つがポイントのようです。

  • 差し口がやや長め
  • 斜め上や上向きなど、角度がついている
  • 先端が斜めにカットされている

例えば、思い切り液だれした陶器のレトロな醤油差しは、差し口は長いものの、角度はテーブルに対して水平で、先端の口の部分は下側がやや短くなっているため、醤油が滴りやすくなっています。

【番外編】差し口の内部構造を調査してみました

ところで、今回コスパ的にも優秀だったセリアの「調味料入れ」ですが、先端が斜めにカットとされていると言っても、下側が短くなっているため、普通は液だれしそうな気がしますよね。
液だれしないのには、何か他にヒミツがあるのかもしれませんね。うーん気になる!!
ということで、「くらべルート」の比較記事ではおなじみのUSB顕微鏡でチェックしてみましょう。

蓋を外し、内部をよく観察していきます。
すると、肉眼では見えなかったヒミツが明らかに・・・。

実は内側から見た差し口の内部の形状が、まるで何かの鍵穴のような複雑な形状をしているのを発見!
ただ、観察している時にちょっと気になったのは、差し口の穴付近のバリ(切断面に生ずる不要な突起)で、もしかすると、商品によって当たり外れがあるかもしれないですね。

ちなみに、同じタイプのスタビアリュクスと比べてみると、こんな感じです。

内部に引っ掛かりがあると結晶化した醤油が取れにくく、詰まりの原因になるかもしれません。
これについては少し経過を見る必要がありますので、お手入れの比較実験の時に検証していこうと思います。

さいごに

今回あまり見せ場のなかったプッシュタイプの醤油差しとスプレータイプの醤油差しには、次回メインで登場してもらいます。プッシュタイプは本当に一滴ずつ出せるかどうかや力加減による量の変化を見ていきます。
スプレータイプの醤油差しは、噴射テストの結果や、数日後の詰まりのチェック結果も、動画つきでご紹介しますので、お楽しみに♪

今回の記事に登場したアイテム 
ポーレックス セラミック醤油差し 小(ジャパンポーレックス株式会社)
醤油さし スタビアリュクス S(リス株式会社)
醤油差し プッシュ式 タワー tower (山崎実業株式会社)
しょうゆ差し ちょいかけスプレー(株式会社セイエイ)

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