レードル(ladle)

キーワード解説
食卓で取り分けに用いる調理器具で、カップ状の部分に長い柄がついているものの総称。主に汁物などをよそうときに使うお玉杓子もレードルの一種であるが、他にも用途によって様々な形状・機能のものがある。素材も、アルミ、鉄、ステンレス、木、竹など様々である。

レードル=お玉?
汁物や汁気の多い料理をすくうときに用いる、半球形で、長い柄がついた杓子をお玉(お玉杓子)あるいはスープレードルと呼びます。
ちなみにお玉杓子という呼び名については、滋賀県にある多賀神社から長命のお守りとして出すしゃくし「お多賀杓子(おたがじゃくし)」が語源であるという説もあります。
最近では単にレードルと呼ぶ場合も、お玉を指すことが多いです。


なお、汁物を注ぎやすいように一方あるいは両側が尖った形状をしているものについては、下記のように呼び分ける場合があります。
・横口レードル⇒すくう部分が、横長のしずく状をしています。
・両口レードル⇒横口レードルの一種。どちら側からも注ぎやすいように両側が尖っています。
・縦口レードル⇒すくう部分が、縦長のしずく状になっているレードルです。

ソースレードル
ソースやドレッシングをすくうスプーンのような小さな洋風のおたま。
スプーンより格段にすくいやすく、レストランや喫茶店でたまに見かける、取っ手のついた銀色のソースポット(グレイビーボート)とセットでよく用いられます。

穴あきレードル(スキンマー)
レードルと似た形状であるが、すくう部分に穴が開いているのが特徴です。
お湯や汁物の中から食材だけをすくったり、揚げ物を油から取り出すとき等に使います。
ちなみに、似たような用途・形状のものとして、さらに大きな穴あきの北京鍋(片手の中華鍋)があり、こちらはジャーレンと呼ばれます。

パスタレードル(パスタサーバー)/スパゲティレードル
長いつめが放射状に伸びてカップ形になっていて、麺類をすくい取れるスパゲティレードル。
スパゲティなどのロング・パスタを茹でるときに、混ぜたり、フライパンに移すために使います。
ステンレスやプラスチックのものが多いですが、目の粗いブラシのような形状の木製タイプもあります。

うどんお玉
すくう部分にスリットを付け、くし状にし、うどんなどの麺類をすくいやすくしたレードルです。
全体がくし状になっているパスタレードルと違い、うどんの場合は汁もすくえるように、くし状の部分は片側のみにあります。

かんろ(甘露)レードル
深い容器からシロップなどをすくい出すのに使う、筒形の小さなカップで柄が長いレードル。身近なところでは、カキ氷のシロップや、梅酒などをすくう時に使われていることが多いです。


これら以外にも、すくうための半球状の部分に目盛りが付いていて、計量できるものもあります。


今回の記事に登場したアイテム
Joseph Joseph ジョゼフジョゼフ エレベート レードル(Joseph Joseph 株式会社)