サムターン(Thumb-turn)

キーワード解説
ドアを施錠・開錠する際に使う、ドアノブ(取っ手)の近くにある内側の回転式のつまみ(ひねり金具)のこと。あるいは内鍵そのものを指す。

名前の由来
欧米から施錠技術とともに輸入されたため、ドアの部品には英語が語源になっているものが多く、サムターンもその一つ。サムターン(Thumb-turn)の、サム(thumb)は親指、ターン(turn)は回転を意味する。
由来は諸説あるが、中でも「親指を使って回転させる」、あるいは「つまみの部分が親指の形に似ているから」とする説が有力。

サムターンの構造
ドアを閉めた状態で内側からサムターンを回すと、デッドボルトとも呼ばれる「かんぬき」の部分が錠本体から飛び出し、その先端がドア枠に取りつけたストライク(受座)にかかって施錠される。鍵を用いることなく簡単に戸締まりができるという利便性から、至るところで用いられている。

サムターン回しとは?
住居侵入窃盗犯などが鍵を開ける手法の一つで、外からドアのすき間、(ドア本体にある)郵便受け口、覗き小窓やドアスコープ、 さらにはドア自体に穴を開けるなどして、そこから針金などの道具を差し込み、室内側のサムターン(鍵のつまみ)を回して解錠するという非常に荒っぽい手口のこと。一昔前に流行したピッキング被害に替わり、都心や大阪府などを中心に被害が出ていたが、2017年に再び流行しています。サムターンが1つしかついていないドアの場合は、サムターンカバー(工具を差し込んでも、サムターンがカバーで覆れていれば解錠できません)や、補助錠の取り付け(2つのサムターンを回すのは時間がかかるため侵入を諦める確立が高まります)などで、日頃から対策しておかれることをおすすめします。

サムターンカバー

今回の記事に登場したアイテム
防犯 サムターンカバー(旭電機化成株式会社