土鍋でご飯を美味しく炊く方法とは?土鍋で簡単炊き込みご飯レシピ

土鍋でご飯を美味しく炊く方法とは?土鍋で簡単炊き込みご飯レシピ

土鍋で炊いたご飯は美味しいけど、難しそう?
いいえ、実は土鍋ご飯の炊き方は意外と単純なんです。
普段は炊飯器で炊いていても、時には季節の美味しいご飯を土鍋で炊いてみませんか?
サンマの炊き込みご飯のレシピもご紹介します。

土鍋でご飯を炊くとどうして美味しいの?

土鍋ご飯は、ふんわり、もっちり、甘い!香ばしいお焦げも楽しめます。
いつもと同じお米なのに、土鍋で炊いたご飯がいつもより美味しく感じるのはなぜなのでしょうか。

その秘密は土鍋の熱の伝わり方にありました。
土鍋は「あたたまりにくく冷めにくい」という性質を持っています。
この熱くなるまでに時間がかかるという特徴がポイント。

ご飯を炊くとき、お米の中の「アミラーゼ」という酵素がでんぷんを糖に分解します。
沸騰するまでの時間が長いほど、アミラーゼが働く時間が長くなりますのでご飯は甘くなります。
土鍋はじわじわと熱くなるのでアミラーゼが活発に働く時間がしっかりとれるというわけです。

土鍋ご飯の炊き方

それでは土鍋を使ったご飯の炊き方の手順を紹介します。

  1. まず、お米は研いだ後、ザルに上げて30分置きます。こうすることで研いだ時にお米に残っている水分がお米に吸水されます(水の中に漬け置きはしません)。
  2. 土鍋にお米を入れ、お米の量の2倍強の水を加えます。2合のお米なら400㏄が目安です。心配な時は少し多めの430㏄くらい入れて大丈夫。
  3. ふたをして中火にかけます。
  4. 10分ほど経って土鍋のふたの穴から勢いよく水蒸気が出てきたら、中が沸騰している証拠。
    このときに弱火にしてタイマースタート。タイマーは15分が目安です。
  5. タイマーの時間が近づいたら鍋のそばで確認しましょう。湯気が小さくなり「パチパチ」という音がしたら火を止める合図です。これは鍋の中の水分がなくなり、鍋底にお焦げができ始めた状態です。
    カリカリのお焦げを作りたいときはここから1分ほどしてから火を止めます。
  6. 火を止めてからそのままふたを開けずに10分蒸らします。
  7. 蒸らし終わったらふたを開けてかき混ぜ、余計な水分を飛ばしてできあがりです。

食べるまでに少し時間があるときは、ふたに布巾を挟んで蒸気から出た水滴がご飯に落ちないようにしておきます。
土鍋には保温力があるので、30分くらいなら温かいままですよ。
そしてこのようにご飯をかき混ぜた後もふたをして保温しておくと、鍋肌にくっついたご飯が取りやすくなって後片付けが楽になるメリットもあります。

少しだけお焦げができ、香ばしいご飯が炊けました。

加熱の時間は15分が目安ですが、お米の量やおうちの土鍋によって前後します。
今回は、9号サイズの土鍋にお米2合で、沸騰してから12分ほどでパチパチと音がしてきたので火を止めました。

我が家の土鍋では覚えやすいように、火にかけたら「中火で12分、弱火にして12分、蒸らし12分」を目安に炊いています。
土鍋は温度変化がゆるやかなので、多少条件が違ってもこれでうまくいっています。

一度お手持ちのお鍋で炊いてみて、お好みに合わせてちょうどよい時間を見つけてみてください。

土鍋の洗い方は洗剤を使わないほうがいい?

土鍋には洗剤を使っちゃいけないと言われることがありますが、炊き込みご飯や鍋料理をしたときはにおいや油汚れが残らないようにしたいですよね。
土鍋の内側のうわぐすりがかかっている部分は洗剤を使っても大丈夫です。ただしうわぐすりがかかっていても水分を吸い込みますので洗剤は薄めに、また洗剤水での漬け置きはしないようにします。

土鍋のおしり側のざらざらした部分はしみ込みやすいので洗剤を使ってはいけません。
お湯とタワシでこすって汚れを落とします。ただし金タワシ等で強くこすると削れてしまうことがありますので注意してください。
吹きこぼれ跡などはしみ込んだ上に焼き付いてしまい、なかなかとることはできません。使い込んだ土鍋の「味」として考えるしかなさそうです。

土鍋はしっかり冷ましてから洗います。急激な温度変化でひびが入ることがあるからです。
ご飯を炊いたあとのこびりつきは、お湯を入れてふたをしてしばらく置いておくと自然にゆるまります。

洗った後は風通しのよいところでしっかり乾かしてから収納するようにしましょう。

サンマの土鍋炊き込みご飯レシピ

旬のサンマを使って炊き込みご飯を作ってみましょう。
焼いたサンマと一緒に炊くと、サンマの身や骨からの旨みがお米にしみ込みます。
炊飯器だとべちゃべちゃしがちな炊き込みご飯ですが、土鍋なら余分な水分を吸ってくれるのでいい仕上がりに。

材料

  • お米 2合
  • サンマ 2匹
  • サンマ用ふり塩 少々
  • 昆布 一切れ
  • 醤油 大さじ3
  • 酒 大さじ1
  • 水 400㏄
  • 生姜の千切り 少々
  • 小ネギ 少々
  • 梅干しをちぎったもの 少々

作り方

  1. お米を研いでザルにあげておきます。
  2. サンマは頭と内臓をとり、塩を振って焼きます。
  3. 土鍋に昆布と調味料・水を合わせます。
  4. お米を入れ、その上に焼いたサンマを並べます。このときに生姜の千切りを加えても。
  5. 鍋を中火にかけ、沸騰したら弱火にし13分ほどで様子を見て火を止めます(炊き込みご飯は焦げやすいので早めに火を止める)。
  6. 10分ほど蒸らしたらサンマだけ取り出します。
  7. サンマの骨を丁寧にとります。
  8. 鍋にサンマの身を戻し、小ネギ、梅干しと一緒に混ぜます。
  9. できあがり。

さいごに

土鍋でご飯を炊くときのポイントをまとめると、「中火でゆっくり沸騰させ、弱火にしてから15分、火を止めたらしっかり蒸らす」です。

土鍋で炊いた季節の炊き込みご飯は絶品!
鍋のまま食卓に出すとスペシャル感も演出できますね。
和風の炊き込みご飯だけでなく、洋風ピラフや土鍋パエリアなどもおすすめです。
寒い季節の鍋料理以外にも、ぜひ土鍋を活躍させてみてください!

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