お片付け上手に育てたい! おもちゃ・絵本に最適な収納グッズの選び方

お片付け上手に育てたい! おもちゃ・絵本に最適な収納グッズの選び方

「お片付け」のしつけは、なるべくお子さんが小さいうちから始めるのがおすすめです。最初はお母さんも一緒に、遊び感覚で始めるとよいでしょう。成功の秘訣は「お片付けしやすい環境を整える」ことです。お子さんが自分から楽しい気持ちでお片付け出来るような、おもちゃや絵本の収納グッズの選び方をご紹介します。

早い子は0歳代からお片付けデビュー!?

保育園では、0・1歳児のクラスでもお片付けのしつけをしているところがあります。保育士さんによると、だいたい早い子で0歳代、多くの場合は2~3歳頃からお片付けを習慣づけるご家庭が多いとの話でした。ここでは、保育士さんに伺った、お片付けの練習方法と、ママ目線で選ぶおすすめの収納グッズについてご紹介します。

お片付け遊び
▲「しつけをしなきゃ!」とあまり気負わずに、コミュニケーションの一つとして取り組んでみましょう。

赤ちゃんでも出来る? 0歳代のお片付け

  • 一人でおすわりができる
  • 自分の意思でおもちゃを掴んだり、「ぽい」することが出来る
  • 「ナイナイ」「ポイ」など、簡単な言葉が理解できる

この3つが出来れば、簡単な「お片付け」は出来ます。と言っても、「躾しなきゃ」と身構えずに、あくまで遊びの延長で、親子のコミュニケーションの一つとして行うつもりでやりましょう。
お片付け遊び
赤ちゃんの傍に、箱など収納ケースを置いて、「ここにポイしようか」と声かけをします。
まずは、パパやママが実際に「ポイ」などと言いながら、おもちゃを箱に入れて、お手本を見せてあげます。赤ちゃんが興味を持って真似をしたら、大げさなくらい褒めてあげましょう。

<収納グッズを選ぶときのポイント>
赤ちゃんは舐めたり、かじったり、転んでぶつかったりと、思わぬ行動に出ることも。周りに置くものは、安心・安全・楽しい(カラフルな色)という3つのポイントで選ぶとよいでしょう。
フェルトタイプのおもちゃ箱
▲柔らかいけど強度はバツグンのフェルト素材。広げるとプレイマット代わりになる「HOZO BOX

1歳半~2歳くらいのお子さんには、音楽が効果的

幼児向け番組や、乳幼児向けの通信講座などでも、お片付けの歌や動画があります。録画した番組やDVDを流す、パパやママが歌ってあげるなどして、上手に活用しましょう。

この時期のお子さんは、同じ年頃のお友達に興味が出てくる頃なので、お片付けをしている姿を見せることはとても効果的です。また、歌や音楽があると楽しい気分でお片付けが出来ます。

途中で疲れてきたら、パパやママが「あとはお手伝いするね」と、一緒にお片付けしてあげることも大事です。

<収納グッズを選ぶときのポイント>
意外と力の強い1~2歳児。おもちゃ箱をひっくり返すこともあります。また好奇心旺盛なお子さんだと、箱の中に足を突っ込む、箱の上に乗るなどもよくあります。そんな時期のお子さんには、怪我など思わぬトラブルにならないよう、上に乗っても安全な、フタつきの丈夫な収納がおすすめ。
フェルトタイプのおもちゃ箱
▲チェアやオットマンとしても使える収納ボックス「SPACE-KIT キッズかたづけボックスM

2歳半~3歳頃には、自分でお片付けする習慣をつけよう

そろそろ「遊びの時間」と「お片付けの時間」の区別をつける時期です。新しいおもちゃで遊ぶときは、その前に遊んでいたものを一旦お片付けするクセをつけるようにしましょう。

とは言っても、子どもにとって気分の切り替えは難しいものです。遊びたい気持ちを我慢できるようになるのは、5歳頃だと言われています。「お片付けしなさい」と怒ることは逆効果になるので、うまくお片付けできないときは、一緒に「お片付け遊び」をしてみましょう。

お片付け遊び
「車のおうちはどこかな?」など、おもちゃ箱を他のものに見立てたり、「よーいどんでお片付けしよう」と競争したりと、遊びながらおもちゃをしまってみましょう。また、色の名前などにも興味を持つ時期です。「赤い箱には車のおもちゃ、黄色には積み木を入れようね」など、色に分けて収納するものを変えれば、知育効果も期待できますよ。

<収納グッズを選ぶときのポイント>
うまく行かないとやる気が失せてしまうこともあるので、一人でも簡単にお片付けできるタイプのものがよいでしょう。また、この頃には結構おもちゃも増えてくるので、積み重ねられるタイプの収納ボックスがおすすめです。
アニマル柄のおもちゃ箱
▲カラフルな色使いで知育効果にも期待!アニマルの顔デザインがかわいい「アニマルケース

使い勝手のよい絵本棚で、本好きの子どもに!

さて、おもちゃの次は絵本の収納についてお話します。
実を言うと私は図書館で司書として働いていたことがあり、わが子にも本好きに育って欲しいと、ほぼ毎日絵本の読み聞かせをしています。

――そんな我が家には、いつの間にか絵本がいっぱい。そろそろ自分からも絵本を選んで持ってきて欲しいな、と子どもが自分で手に取りやすい本棚を探すことにしました。

さて。絵本の収納には、だいたい大きく分けて3つのタイプがあります。

  • 表紙を見せながら並べるマガジンラック
  • 背表紙だけ見えるオープンラック
  • 本を飾れるフラップ扉が付いたディスプレイ棚

それぞれメリット・デメリットがありますので、詳しく見ていきましょう。

絵本読み聞かせ
▲絵本の読み聞かせは、豊富な語彙力や想像力が身に付きます。何より親子の時間が、豊かな心を育んでくれます。

【1】マガジンラック

図書館の絵本コーナーなどにも置かれている、絵本の表紙を見せて、本を選びやすくしているタイプの本棚です。お子さんが自分で手に取りやすい高さと作りになっています。

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▲省スペースのものは、収納できる冊数も少ないのが難点…。

メリット

  • 表紙の絵が見えるので、子どもの興味を引きやすい
  • お子さんが自分で絵本を選んで持ってきたり、お片付けをしやすい
  • 収納するものが少なくても、本が倒れない

デメリット

  • あまり多くの冊数を収納できない
  • デザインによっては、長く使えない

選ぶときのポイント
お子さん目線で選ぶならNo.1のマガジンラックタイプ。表紙を見せることで、絵本を読む機会は格段に増えます。自分で出し入れしやすいため、お片付けの習慣も身に付きます。
我が家もマガジンラックタイプの本棚を使っていますが、1冊読んだら、「これをナイナイしてから、新しいのを持ってこようね」と言い聞かせています。

デザインにもよりますが、一般的に他のタイプにくらべて収納できる冊数が少なく、収納力はやや劣ります。おもちゃの収納スペースや、背表紙を見せる本棚部分を兼ね備えたタイプもあるので、たくさん絵本を収納したい場合は、そういったデザインのものを選ぶとよいでしょう。

nakids
▲おもちゃも絵本もまとめて収納。お子さんの使い勝手を一番に考えた「naKids

【2】オープンラック

たくさんの絵本を収納できるオープンラックやカラーボックスタイプ。ただし、収納する本が少ないと倒れてしまったり、高さのある絵本は入れにくいなど、少し使い勝手の悪い部分も…。

オープンシェルフ
▲本好きとしては壁面全部が本棚って憧れますが、使い勝手を考えると…。

メリット

  • 省スペースで、たくさんの本を収納できる
  • おもちゃや小物など、本以外の物も収納できる
  • お子さんが成長しても使いやすい

デメリット

  • 絵本の高さによっては収納できない(高さが調整できないタイプは要注意)
  • 収納する本が少ないと、倒れてくる
  • 小さいお子さんには、自分で出し入れが難しい
  • 表紙が見えない分、絵本に興味を持ちにくい

選ぶときのポイント

本が倒れてこないように仕切り板がついたものや、細かく高さの変えられるもの、サイドから表紙が見えるタイプがおすすめです。
また、お子さんが自分で手に取れる高さかどうかも重要なので必ずチェックしてあげてくださいね。

【3】フラップ扉式ラック

お気に入りの絵本をディスプレイ収納できます。フラップ扉は本や雑誌をディスプレイしたまま持ち上げて扉を開けることができます。中にはたくさんの絵本を収納できます。

フラップ
▲見せない収納としても人気のディスプレイタイプ。

メリット

  • インテリア性が高く、リビングに置きやすいデザイン
  • 絵本の表紙を見せることができ、収納力もある
  • お子さんが成長しても、長く使える

デメリット

  • 扉で手を挟むなどケガの心配がある
  • 絵本のサイズによっては、入れにくいものもある
  • 小さいお子さんには、自分で出し入れが難しい(扉の中身)

選ぶときのポイント
小さなお子さんが勝手に開け閉め出来ないような幅広フラップのもの、絵本の大きさによって収納場所を変えられるラック、フラップの出っ張りが無い安全設計のラックがおすすめです。
あとは、お部屋の雰囲気やお子さんの性格などに合わせて、しっくりくるものを選んでくださいね。

さいごに

いかがでしたか? 収納用品や本棚などの家具は、つい大人の都合や好みを優先して選んでしまいがちですが、積極的にお片付けできる子どもや、絵本好きの子どもを育てるには、収納グッズがお子さんが使いやすいものかどうかをよく考えて選んでいくことが大切です。
あなたのお子さんにぴったりの収納グッズが見つかるとよいですね。