ヘリンボーン

キーワード解説
Vの字を縦横に連続させた模様のこと。魚のニシンを開いたときの骨の形のようなことからヘリンボーン(herring-bone)と呼ばれる。ヘリングボーンということもある。

生地としてのヘリンボーン
ヘリンボーンは秋冬のツイード生地の模様としてコートやジャケットに取り入れられています。ヘリンボーンの生地は斜文織。V字のような斜めのラインが浮き立ち、光の角度や加減によって光沢が増すので高級感があります。英国紳士も好むといわれるトラディッショナルな模様で上品でクラシカルながらカジュアルにもビジネスシーンでも着こなせるので、現在でも人気の定番模様となっています。日本では杉の葉に似ていることから杉綾織りと呼ばれています。

建築、インテリアのヘリンボーン
建築では外壁のタイルや歩道などのレンガの並べ方のひとつとして用いられています。インテリアでは、家具の装飾やラグなどの敷物やフローリングで見られます。フローリングは有名なところではベルサイユ宮殿の床に使われており、中世ヨーロッパ時代から貴族にデザイン性が高く評価されていた模様であったことがうかがえます。日本では寄木貼りという受け継がれるフローリングの貼り方がありますが、ヘリンボーンにあたる貼り方を矢羽貼りと言い、こちらも昔から馴れ親しまれていたということが考えられます。ヘリンボーンの床は最近人気の北欧インテリアとも相性が良いので改めて注目されています。

今回の記事に登場したアイテム
ラグ ウラヌス(株式会社モリヨシ)