冷えないレジャーシートのおすすめは?厚みや素材別に温度を徹底比較!

冷えないレジャーシートのおすすめは?厚みや素材別に温度を徹底比較!

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レジャーシート比較

レジャーシートに座っていておしりが冷えるというのは、よくあるお悩みのひとつ。
冷え対策で厚手のレジャーシートを買ってみたけど、効果はイマイチだった…
なんてことはありませんか?.
これじゃあ、思う存分ピクニックやレジャーが楽しめませんよね。

今回は「地面の冷気に影響されないレジャーシートは?」をテーマに調査していきます。

実験の方法は?

実験の方法はいたってシンプル。
凍らせた保冷剤の上にレジャーシートを敷き、レジャーシートの表面温度を測る。以上!
温度を測るのは、デジタル・サーモメーターといって、赤外線を当てて温度を測る温度計を使います。

実験に先立って、くらべるアイテムとその厚みをおさらい。
(詳しくは、レジャーシートの厚みを徹底比較!厚手と薄手、コンパクトさの違いは?
①ストライプシート(株式会社アサヒ興洋)
②ブルーシート#3000(株式会社アイネット)
③アルミ行楽シート(株式会社アサヒ興洋)
④picora(株式会社アサヒ興洋)
⑤起毛レジャーシート(パール金属株式会社)

※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

薄いものは冷気がすぐに伝わってきそうな感じがします。
それぞれ厚みが違うので温度の差がどれくらいになるのか本当に気になりますね。

それではレジャーシートが浮かないよう、上にタオルを置いて実験スタート!

レジャーシートを敷いて15分後の温度は?

最初の温度測定はレジャーシートを敷いてから15分後。
一番温度が低かったのは①ストライプシート。結果は3.6度でした。
一方、一番温度が高かったのは③アルミ行楽シート22.6度でした。
さすがは一番厚いレジャーシートですね。
一番温度が低い①ストライプシートとの差はなんと19度にもなりました。

15分後の温度をレジャーシートの厚みと合わせて見てみましょう。
レジャーシートの厚みに温度もつりあっています。
厚いほど温度が高くなるという納得の結果です。

少し意外だったのは、⑤起毛レジャーシートより④picoraのほうが温度が高かったこと。
厚みは④picoraのほうが0.1mm厚いので、厚いほうが温度が高いという紛れもない結果なのですが、⑤起毛レジャーシートの布素材って温かそうなイメージがありませんか?
でも、触るとよくわかるのですが、⑤起毛レジャーシートのほうが明らかにひんやりしているんです。
④picoraとの温度差はわずか2.5度ですが、「もっと温度差があるんじゃない」と思ってしまうほど!

厚みだけじゃない!レジャーシートの素材に注目

そこで、④picora⑤起毛レジャーシートの材質を徹底調査。
どちらも三層構造になっているのですが、材質は全く違いました。

温度が高かった④picoraはアルミ蒸着フィルムとポリプロピレンにクッションの役割をする発泡ポリエチレンがはさまれています。
アルミ蒸着フィルムには熱を反射させる性質があるので、この場合、保冷剤の冷気を跳ね返し、また手の体温が手に跳ね返ってきます。
温度は18.3度でしたが、レジャーシートに触れている手の体温がそのまま手に跳ね返ってくることで、体感温度はそれ以上あると考えられます。

⑤起毛レジャーシートは、ポリ塩化ビニルとアクリルにウレタンフォームがはさまれています。見た目はあったかそうなのですが…
断面画像に熱がどのように伝わるのか矢印で表してみると違いは歴然!
⑤起毛レジャーシートの場合、保冷剤に触れているのはポリ塩化ビニル。
ビニル素材は熱を反射しないので、保冷剤の冷たさが手に伝わり、手の温かい体温も保冷剤のほうに逃げていくということになります。
レジャーシートは厚みだけではなく材質もとても重要ですね。

厚手タイプは温度の変化にも左右されない!

実験は1時間行い、15分ごとの温度変化をグラフにまとめました。
スタート時の温度は、すべてのレジャーシートが室温とほぼ同じなのに対して、①ストライプシート②ブルーシート#3000の薄手レジャーシートは15分の時点でぐっと温度が下がりました。また、保冷剤が融けて温度が上がるとともに、わずかながら温度は上昇しています。
しかし、厚手の③アルミ行楽シート④picora⑤起毛レジャーシートは1時間後もほとんど同じ温度という結果になりました。
つまり、厚手タイプは温度の変化に影響されにくいということがいえます。長時間座る場合も快適です。

さいごに

地面からの冷気で体を冷やさないために、厚手のレジャーシートを選ぶことはもちろんですが、なるべくアルミ蒸着フィルムと発泡ポリエチレンでできたものがおすすめ。
見た目だけでなく材質もぜひチェックして、ピクニックやレジャーを満喫してくださいね。

今回の記事に登場したアイテム
レジャーシート picora(株式会社アサヒ興洋)
アルミ行楽シート(株式会社アサヒ興洋)
起毛レジャーシート(パール金属株式会社)

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