デキャンタ

キーワード解説
デキャンタ(decanter)とは、ワインをボトルからグラスに直接注がずに、一時的にワインを移しておく卓上用の酒瓶のこと。デカンタとも呼ぶ。デキャンタを使用することで、ワインが空気に触れて酸化し、芳香がより鮮明になると言われている。また、沈殿物(澱)の除去を目的に使用されることもある。


デキャンタージュについて

ワイン(主に赤ワイン)をボトルからデキャンタに移し替える行為を指します。古いワインや、重たいワイン、香りがまだ閉じているワインは、デキャンタージュすることでワインと空気が触れ、眠っていた香りが開き、より美味しいワインへと変化します。年代の古いワインは、熟成の過程で沈殿物が発生することがあるため、デキャンタージュすることで、沈殿物を取り除くことができます。また、まだそれほど熟成されていない年代の若いワインの場合は、空気に触れさせることで熟成を促進できます。デキャンタージュすると香りが華やかになり、味の複雑さやまろみが引き立ちます。レストランなどでワインを注文した際にソムリエから「デキャンタージュしますか?」と聞かれた場合は、よほどの理由がない限りは断らずに、お願いした方がよいでしょう。

カラフェとの違い
同じガラス容器で、デキャンタと似たような見た目のものがあるため、日本ではよく混同されがちですが、用途や使われる目的が異なります。カラフェは食事の際に水や牛乳をはじめとする飲み物を供するため用いられる容器のことで、「ピッチャー」とほぼ同じ意味で使われています。

今回の記事に登場したアイテム
Wine lab デキャンタ (石塚硝子株式会社)