押入れ収納のコツ!収納ケースや伸縮棚で出し入れしやすい空間にする方法

押入れ収納のコツ!収納ケースや伸縮棚で出し入れしやすい空間にする方法

押入れは押し入れる場所じゃない!

辞書で「押入れ」を引くと、寝具や道具を入れて置く場所。
「押し入れる」は、無理に入れる。押し込む。

皆さまのおうちの押入れは、テトリスのように空間にモノを押し込む「押し入れる場所」になっていませんか?
整理収納アドバイザーになりたい!と決めてから勉強を進めるにあたり、客観的に我が家の押入れを眺めると問題点がいくつも見えてきました。

皆さま、心の準備はOKですか?

衝撃!整理収納アドバイザーになる前の押入れ

●押入れ上段左側
収納ケースを目の高さより上に積み上げているので全く活用できず…
新しく買ったラグが宙に浮き…

●押入れ上段右側
ムダな空間があることで、ポイポイと何でも突っ込む場所。まさに押し入れる場所でした。
「まだまだ入る。何を入れようかな?」とのんきに考えていたように思います。

●押入れ下段
レジ袋の中身は何だ?
未確認物体が直置きで、今見ても何だったのか記憶にありません。
収納は、次に使いやすいように取り出しやすくしまうことですが、奥のテーブルを出すのは一苦労だったことだけは覚えています。

湿気がカビの原因に!スノコの縦置きはダメ

湿気を防ぐ押入れスノコの敷き方も間違っていました。
縦置きだと空気が流れないので、奥で湿気が溜まりカビの原因になります。
スノコは横置きにして押入れの奥まで空気が流れるように設置して下さいね。

押入れは6つのスペースに分けられる便利な収納空間

押入れは、天袋や枕棚の上段と、一番モノが出し入れしやすい目線から腰の高さの中段(ゴールデンゾーン)、そして下段に分かれています。
左右の襖や扉があるので、空間を6つに仕切って収納を考えることが可能です。

家族の生活動線を考えて収納場所を決める

ご家族の利き手やクセで開けやすい扉の向きがあったり、生活動線の中で左にあった方が便利なモノ、右にあった方がスッキリするモノ…
使う人によって使いやすい収納の位置があります。

例えば、小さいお子さんがいらっしゃる場合は、下段にオムツやオモチャなどを置かれると便利。座ったままオムツ替えができたり、お子さんは自分でオモチャの出し入れができるようになります。
左右の扉を何度も開閉したり、立ったり座ったりというムダな動きがなくなります。

理想の収納は8割。残りの2割は心のゆとり

現在はちょっと安心できる我が家の押入れ。

上段:思い出BOX(娘の絵や作品)、クリスマスBOX(飾りやインテリア小物)、コンパクトサイズの雛人形を収納。雛人形や兜・五月人形が重たい場合は中段か下段へ。
中段:奥に手が届きやすいように取っ手付きの収納ケースに生活雑貨のストックを収納。手前に空間を設けています。
下段:スーツケースやシュレッターなど使用頻度が低いモノを収納し、ここにも臨時にモノが収納できるようにしています。
急な来客の時にサッとしまえる場所があるといいですね。
空間に余裕があれば、ライフサイクルが変わっても臨機応変に対応ができます。
理想の収納は8割。残りの2割は心のゆとりに繋がります。

押入れがないけど布団を収納したい!

最近は押入れがないおうちもあり、お布団をどこにしまえばいいのか?と悩まれている方も多いです。ここで、使用頻度の低いお客様用の布団をクローゼットに収納させて頂いた事例をご紹介。

空っぽのクローゼットの中に、押入れ伸縮棚を設置。
棚の上には敷き布団、収納ケースの中には夏用・冬用の寝具を分けて収納することで、季節によってお客様が来られた時に必要なケースのみを開けて準備が可能。
一旦、仕組みを作ってしまえば、必要な時に必要なモノがサッと取り出せます。
テトリス状態で突っ込んで押し入れてしまうと、必ずモノの雪崩がおきます。

必要なモノが見つからず探しモノをするムダな時間や、見つからないから同じモノを買ってしまうムダ使いがなくなるよう、押し込む、押し入れるから卒業!
空間と心にゆとりのある押入れにしましょう。

高尾ひろみプロフィール