大根おろし器比較【3】鬼おろしとおろし金!辛さの違いは水分と粒の細かさ

大根おろし器比較【3】鬼おろしとおろし金!辛さの違いは水分と粒の細かさ

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大根おろし器比較

7種類の大根おろし器を比較しています。
daikonoroshi-12①セラミック大根おろし器(パール金属株式会社)
②KITCHEN FILE おろし器(貝印株式会社)
③銅おろし金 ダンチュウ(和平フレイズ株式会社)
④スピーディおろし金(株式会社ミネックスメタル)
⑤アーチ型おろし器(株式会社マーナ)
⑥おろしプレート セレクト100(貝印株式会社)
⑦鬼オロシ(有限会社田宮忠)

※(カッコ)の中はメーカー名、取扱先、以下省略。

えっ!大根おろしってこんなに違いがあるの?

前回の実験でおろした大根を見てみると、粒の細かいもの、粗いものなどさまざま。
あれれ?これはどういうこと?(前回の実験結果はこちら)
daikonoroshi-42おろし器によって大根おろしの仕上がりは違ってきます。

細かい大根おろしは、どのおろし器でおろしたの?
粗い大根おろしはどれで…?

というわけで、今回のテーマは大根おろしの粒の細かさ。

大根おろしが細かくなったおろし器、粗くなったおろし器、そしてその中間ぐらいになったものと、グループに分けてみました。
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実験の様子はこちら!

ダントツの粗さ!鬼おろし

粗いグループに入ったのは、⑦鬼オロシ

はじめはおろしにくかったのですが、大根に刃の筋のようなものができてくると、それをきっかけにペースアップ。
daikonoroshi-20刃が鬼の歯みたいということから、鬼おろしという名前がついたそうですが、確かにこの刃を見れば、大根おろしが一番粗いというのも納得。

器に入れたらこんなにこんもり。
大根の粒が粗いと、ボリュームたっぷりの大根おろしに。
daikonoroshi-43今回はおろした大根を、パソコンにつないで撮影ができるこちらの顕微鏡で見てみます。
デジタル顕微鏡顕微鏡の倍率は50倍。撮影した画像はこうなりました。
daikonoroshi-49⑦鬼オロシでおろした大根は、大根の粒の形がはっきりと分かるほど存在感がありますね。

中間ぐらいの大根おろしは?

次は粗くもなくて細かくもない、その中間の大根おろし。

中間グループに入ったのは、④スピーディおろし金⑤アーチ型おろし器⑥おろしプレート セレクト100でした。
daikonoroshi-52こちらは、⑤アーチ型おろし器でおろした大根おろし。
daikonoroshi-47粒はザラザラした感じで、まわりに少し水分が出ていますね。
大根おろしといえば、この中間ぐらいの大根おろしをイメージする方が多いのでは?

さっそく、この大根おろしも顕微鏡で見てみました。
daikonoroshi-48やっぱり、さっきの⑦鬼オロシでおろしたものより粒が小さいですね。
それに大根の色が、少し透き通っています。

細かい大根おろしは?

細かいグループに入ったのは、①セラミック大根おろし器②KITCHEN FILE おろし器③銅おろし金 ダンチュウ
daikonoroshi-53ちなみに、この3種類は、前回の実験で大根をおろす効率ワースト3のおろし器。(前回の実験結果はこちら)
もしかすると、「細かい大根おろし=おろす時間がかかる」という法則が成り立つのかも。

③銅おろし金 ダンチュウは、なでるようなやさしい感覚で、おろせる量も少しずつでした。
daikonoroshi-24仕上がった大根おろしの粒は確認できない細かさ。
さきほどよりもさらに水分が目立ちます。
daikonoroshi-44顕微鏡の画像を見てみると、全体的に水分に包まれたようです。
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食感の違いをチェック

これだけ細かさが違うと、もちろん食感も違います。

粗い大根おろしはザクザク。
大根サラダを食べているみたいという声もあり。
daikonoroshi-58中間の大根おろしは、粒の食感も感じられ少し水分もあってシャキシャキ。
daikonoroshi-60細かいのはしっとりしていてなめらか食感。
daikonoroshi-59ただ、細かい大根おろしは辛みを感じました。

大根おろしは辛いのが好き!という方もいれば、辛いのが苦手という方もおられますね。

大根おろしが辛い!その理由は?

よく、夏大根は辛いとか、大根は先端のほうが辛いといわれますね。
これは、辛みのもとになる成分が多く含まれているから。
大根そのものに理由があるのはもちろんなのですが、実は、大根おろし器によっても辛さは変わってきます。

大根をおろすと、イソチオシアネートという辛みの成分ができます。
これは、大根の繊維がたくさん壊れるほどできるので、細かくて水分の多い大根おろしのほうが辛くなるんです。

イソチオシアネートは揮発性なので、30分ぐらいすると辛さは落ち着いてきます。
加熱しても辛さは和らぐそうですが、どちらの場合も栄養分は減ってしまうことをお忘れなく。

辛さ?食感?大根おろし器は何で選ぶ?

大根おろしの粒の細かさと水分、辛みの関係をまとめました。
daikonoroshi-57粗い大根おろしは水分がほとんど出ないので、みぞれ煮やみぞれ鍋などは、お出汁が水っぽくならず、粗い粒に出汁が染み込むのでよりおいしくなるんだとか。

お好みの食感や、辛さだけでなく、メニューによって大根おろし器を変えてみるというのもいいかもしれません。

今回の記事に登場したアイテム 
おろしプレート セレクト100(貝印株式会社)
大根おろし器 セラミック製(パール金属株式会社)
アーチ型おろし器(株式会社マーナ)

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