丸ごとかぼちゃの切り方!煮物と天ぷら用に切る包丁の使い方とコツ

丸ごとかぼちゃの切り方!煮物と天ぷら用に切る包丁の使い方とコツ

丸ごとの大きなかぼちゃを切ろうとすると、ぐらぐらするし力も必要なので、けがをしそうで怖いですね。でも、ちょっとしたポイントを押さえると、安全に上手に切ることができます。
もちろん包丁は、いつもの三徳包丁でも大丈夫。
丸ごとかぼちゃは日持ちがするので、安いときに買って保存し、好きなときに食べることができますよ。

濡れ布巾を3枚使うのが最大のポイント

力を込めて包丁を入れるには、まな板とかぼちゃのぐらつきをなくすことがポイントです。
そのためには、濡らして絞ったふきんが3枚あればOK
このように、1枚はまな板の下、もう1枚はかぼちゃの下、そしてもう1枚はかぼちゃを押さえる
ために使います。これだけで、まな板が滑ったりガタガタ動いたりすることはなくなりますし、かぼちゃもしっかり固定できます。
001-2固定できていれば、安心して力を込めることができますので、とても切りやすくなりますよ。
手のひらの下のふきんは、包丁の刃の跳ね返りによって手のひらを切らないためでもあります。

もう一つ、まな板を置く場所の高さも重要です。かぼちゃのように高さのあるものを切るときには、どうしても包丁を握る位置が高くなります。手首の角度が変わってしまうため力が入りにくく、余分な力が必要になってしまうのです。
そこで、いつものキッチンの高さより低いテーブルがあれば、そこにまな板を置いて準備するのがおすすめです。

丸ごとかぼちゃカットの手順

では、かぼちゃをカットしていきます。
まず、へたを切り取ります。かぼちゃをつかんで包丁の刃先でへたのまわりに切り込みを入れます。
刃先が怖いようであれば、包丁の刃元の角(あご)部分を使っても。ただしあごを使う場合は刃の下に指が入らないよう注意してください。
002ぐるっと切り込みを入れたら、スプーンの柄をへたに差し込んで、てこのようにこじると簡単に外れます。
003へたを外した穴に包丁の先を差し込み、かぼちゃの中心部あたりに刃先が届くようにします。
このとき、差し込みが浅いと刃が跳ね返りやすく危険ですので、ぐっと中まで入れてくださいね。
その状態で包丁の柄を下に下ろしていきます。刃先の位置は変えず、かぼちゃの丸みに沿って弧を描くようなイメージです。
004片側を下まで切ったら、180度回転させて反対側も同じように切ります。
004-2半分に切れました。
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かぼちゃの煮付け用と天ぷら用の切り方

料理に合わせたかぼちゃの切り方はいろいろありますが、今回は無駄な端切れの出ない切り方をご紹介しますね。
種を取ったかぼちゃを4分の1にカットしたものが画像左です。これで煮付け用にカットしやすい大きさになりました。
天ぷら用には、さらに上下に半分にします(画像右)。
007煮付け用の角切りと、天ぷら用の薄切りの包丁の入れ方イメージはこのようになります。
007-2角切りにしたところ。大きさが同じくらいになるよう意識します。
008こちらは天ぷら用。三日月型になります。
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かぼちゃ専用包丁「かぼーちょう」なら切り心地サクサク

ところで、かぼちゃ切り専用の包丁があるのをご存じでしょうか?その名も「かぼーちょう」。ずんぐりしたかわいらしい外見をしていますが、かぼちゃを切るときにうまく力が入るよう形が工夫された包丁なんです。
010実際に使ってみると、柄の部分が握りやすく、手の中にフィットします。手が前に滑ってしまわないよう、柄の前部分に出っ張りがあるのもいいですね。
使い方のコツは斜め下に押し出すように切るということ。この力の入れ方に慣れてしまうと、かぼちゃが「サクッ」「サクッ」と切れていきます。
010-2「かぼーちょう」でかぼちゃを切るときのコツが説明書に詳しく書かれています。いつもの包丁とは使い方が少し違うので、必ず読んでから使いましょう。
010-5年配の母にも試してもらったところ、安定感のある握り心地が気に入ったようです。刃を前後に振り子のように揺らしながら切り進めていましたが、力の入りやすさを感じたよう。
「かぼーちょう」は刃が若干厚めでしっかりしているので、かぼちゃに入っていきやすいのですね。

「かぼーちょう」の短所とは

実はこの「かぼーちょう」、刃の長さがやや短いというのが長所でもあり短所でもあります。そのため、天ぷら用の薄切りにはちょっと使いにくいなと感じました。
また、柄が太いために角切りしたかぼちゃの面取りをするのには向いていません。
010-3これは、何といってもかぼちゃを切るときに一番力の必要な、丸ごとからの半分カット、4分の1カットに最も威力を発揮する仕組みの包丁です。
他にさつまいもやとうもろこしなどにも使えるので、「固い野菜用の出刃包丁」の感覚で使い分けすると良いのではないでしょうか。

今回の記事に登場したアイテム 
ののじ かぼーちょう(株式会社レーベン販売)

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