珪藻土バスマット

キーワード解説
珪藻土で作られたバスマット(風呂用足拭きマット)のこと。

珪藻土は、大昔のプランクトン(珪藻)の殻の化石が海や湖の底に積もってできた堆積岩です。
珪藻土は、主に白亜紀以降の地層から産出され、日本で産出される珪藻土は、中新世(約1,000万年前)のものがほとんどです。
白亜紀と中新世というのは地球の地質時代の一つで、白亜紀は恐竜が繁栄していた頃、中新世は類人猿が誕生した頃のことです。その時代に水の底に積もった珪藻が長い年月をかけて化石になったものを、私たちはいま珪藻土として使っているのです。

珪藻土の特徴は、多孔質といって、小さな孔が無数にあること。みずから吸水・呼吸・放湿し、活性炭に似た「調湿」という性質をもっています。
そのため、珪藻土でつくられたバスマットは、風呂上がりの濡れた足を表面に乗せても水分をすぐに吸収し、また、内側に吸い込んだ水分を自然に放出するため、布製のバスマットよりも優れた吸水性と速乾性をもっているといわれます。
また、繊維を含んでいないため、布製のバスマットのように菌やカビが繁殖する場所がなく、カビやダニなどが発生しにくいのが特徴です。
珪藻土は古くからレンガや壁材などに利用されてきましたが、最近では、珪藻土で作られた土のバスマットをはじめ、コースターやソープディッシュ(石鹸皿)など、身近な雑貨に使われるようになり、さらなる人気を得ています。

珪藻土バスマットと同じ土バスマットとして、バーミキュライト製のバスマットもよく見かけるようになりました。
バーミキュライトは園芸用として使われることが多い土ですが、珪藻土と同じく鉱物の一種で、雲母系の「ひる石」を原料としています。
珪藻土と同じく多孔質で、細かな孔がたくさん空いているため、バーミキュライト製のバスマットも、珪藻土バスマットと同じように吸水性、放湿性の高い土バスマットとして注目されています。

珪藻土バスマット

今回の記事に登場したアイテム 
珪藻土バスマット L(株式会社ヒロ・コーポレーション)
バーミキュライトバスマット L(株式会社ヒロ・コーポレーション)

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