まな板材質比較【4】プラスチックと木!お手入れ方法で選ぶならどっち?

まな板材質比較【4】プラスチックと木!お手入れ方法で選ぶならどっち?

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まな板材質比較

硬くて刃当たりがもうひとつだったこちらのまな板。(詳しくはまな板材質比較【3】へ)
硬いまな板でも、お手入れが簡単なので、プラスチックのまな板を使っていますという方は多いのでは?
毎日使うものだから、お手入れが簡単というのはポイント高いですよね。

どうしてお手入れが簡単なの?

プラスチック製まな板の特徴として、まず、包丁傷がつきにくいということが挙げられます。
これまでの実験結果をピックアップしてくらべてみると…
木の桐まな板より、プラスチックの耐熱抗菌まな板のほうが包丁傷が少ないですね。
傷比較包丁傷に汚れが入り込むと雑菌が繁殖する原因になります。
包丁傷の少ないプラスチック製まな板は、汚れが入り込むことが少ないということがいえます。
プラスチックまた、プラスチックは、ほとんど水分を吸いません。
食材の水分がまな板にしみこむことがないので、まな板の表面をしっかり洗って乾かせば、普段のお手入れはOK。
だから、プラスチック製まな板は、お手入れが簡単といわれるんです。

プラスチックのまな板は熱に弱い!

でも、お肉やお魚を切った後、まな板の表面を洗うだけでは、さすがに衛生的に心配。
熱湯消毒や漂白剤で除菌するなど、プラスのお手入れしたいですよね。

こちらの3種類のまな板は、熱湯消毒も漂白剤もOKとのこと。
プラスチックまな板①耐熱抗菌まな板(新輝合成株式会社)
②イラストパレットブルーム(新輝合成株式会社)
③ビタクラフト抗菌まな板(ビタクラフトジャパン株式会社)

※(カッコ)内はメーカー名、以下省略。

ただ、熱湯消毒の際は、しっかり汚れを落としてから熱湯をかけないと、お肉やお魚のタンパク質が固まってこびりついてしまいます。それでは消毒が台無し。

あと、まな板が反らないように両面に熱湯をかけるのが理想です。
熱湯消毒OKとはいうものの、まな板に負担をかけているんですね。
また、調理中の熱にも気をつけて!
こちらは、スタッフのまな板ですが、熱されたフライパンが当たって変形しています。
まな板変形調理の時のフライパンの温度は150℃~200℃くらい。
プラスチック製まな板は、高温には耐えられないんですね。

ということで、3種類のまな板の耐熱温度について調べてみました。
まな板耐熱温度熱湯消毒OKでも、耐熱温度にはこんなに差があります。まな板を選ぶ際には確認を!

傷がつきやすい木のまな板のお手入れは?

プラスチックより包丁傷がつきやすい木のまな板。(詳しくはまな板材質比較【2】へ)
木が柔らかく刃当たりがいいということですが、毎日使うものなので、傷に入り込んでしまう汚れが心配。お手入れにはちょっと手がかかりそうですね。
桐のまな板実は、木のまな板、ほぼ漂白剤が使えません。
使った後は、タワシでゴシゴシ洗うのが鉄則。傷に入り込んだ食材を掻きだすようにしっかり落としましょう。
タワシで洗う木は、膨張と収縮を繰り返しているので、包丁傷がきれいに元に戻ることがあります。
これは木のまな板のいいところでもあるのですが、傷に入り込んだ汚れが残ったまま傷が元に戻ってしまうと、汚れが閉じ込められてしまうことに…
その都度、気をつける必要がありますね。

使う前のひと手間で汚れを防ぐ

木のまな板は、使う前に水で濡らすと、汚れがつきにくくなります。
木は濡らしてから使う木は水分を吸収するので、清潔な水をまな板に吸わせます。
先に水の膜を作ることで、生ものの水分を吸いこみにくくなります。
使う前のひと手間で後がラクになるなら、これはおさえておきたいところ。

木はどうしてもカビる…

吸水性のある木のまな板は、乾燥に時間がかかるというのも心配のひとつ。
乾燥に時間がかかるとどうしてもカビが発生しやすく、さらにお手入れに手間がかかってしまうということに。
こちらは、30年ほど使っている檜のまな板。
檜のまな板30年ものすごい貫禄ですね。
長年使っていると、このように黒カビがついてしまうことがありますが、厚みのあるまな板の場合、削ってきれいに再生することができます。
まな板削るお手入れに手間がかかるのは、マイナスばかりではありません。
お手入れすることで、まな板に愛着がわくということも。
まな板は、何年か使ったら処分と割りきって選ぶのもありですが、お手入れしながら長く使うのもひとつの選択です。

プラスチックor木?

お手入れが簡単といわれるプラスチック製まな板にも注意する点はありました。
材質によって違うお手入れや使い方を知って、快適にお料理したいものですね。
色々なまな板

今回の記事に登場したアイテム 
耐熱抗菌まな板(新輝合成株式会社)

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