スリムハンガー比較【5】失敗しない「すべらないハンガー」の選び方

スリムハンガー比較【5】失敗しない「すべらないハンガー」の選び方

同じシリーズの記事はこちら 
スリムハンガー比較

MAWAハンガーと同じく、すべらないハンガーとして人気なのが、起毛加工されたハンガー!
表面に布が貼り付けられたような、手ざわりのやさしいハンガーです。

100円ショップやホームセンターでもよく見かけるようになりましたね。

でも、よく耳にするトラブルがこれ。

「使っているうちにポキッと折れた」
「すぐに壊れて使えなくなった」

起毛加工されたハンガーは壊れやすいの?
さっそく調査してみました!

「布貼り?」の秘密はフロック加工

さて、この起毛加工。

実は、ハンガーの表面に布を貼り付けたわけではなく、接着剤と静電気の力を利用して、とても細かい毛がびっしり貼り付けられているんです。
フロック加工というそうですよ。

起毛加工されたすべらないハンガーの代表格といえば、こちら。
ダッチハンガーです。
ダッチハンガー単体ダッチハンガーの「ダッチ」はDutchという英語で、「オランダの」という意味。
言葉どおり、オランダのメーカーROLYKIT社が考案したハンガーですが、ダッチハンガーと呼ばれているのは日本だけかも?
アメリカでは「Huggable Hanger」という名前で販売されているそうです。

実はこのダッチハンガー、お片付けの達人たちに大人気!
MAWAハンガーと同じく、テレビや雑誌でもよく紹介されている人気アイテムです。

人気の理由のひとつは、耐久性が高いこと。
「20年以上使っても壊れません!」という声も聞きます。

あれ? さっきと違いますね。
同じ起毛加工されたハンガーの中にも、壊れやすいのと壊れにくいのがある?

ハンガーの壊れやすさは値段の差?

ダッチハンガーと同じくフロック加工されたハンガーの一つが、こちら。
ニュースリムマジックハンガーという商品です。
スリムマジックハンガーフック表面には、ダッチハンガーと同じく「布貼り?」と思わせる細かな毛がびっしり!

ダッチハンガーとニュースリムマジックハンガーを並べてみます。
見た目は若干の違いがありますが、似ていますね。
ダッチハンガーとスリムマジックハンガー1①ダッチハンガー(コラムジャパン株式会社)
②ニュースリムマジックハンガー(長塩産業株式会社)

 ※(カッコ)の中はメーカー名・取り扱い先、以下省略

見た目がソックリなこの2つのハンガーですが、大きな違いがひとつ。
それは、値段。

販売店にもよりますが、①ダッチハンガーは1本あたり約360円、②ニュースリムマジックハンガーは約100円。
その差、3倍以上!

値段に差があるハンガーはなにが違う?

実はこの2つのハンガー、手にとってみるとすぐに違いがわかります。

まずは、見た目。
表面はどちらも起毛していますが、①ダッチハンガーよりも②ニュースリムマジックハンガーのほうがフワフワ!
①ダッチハンガーのほうは、硬い毛がしっかりついている印象があります。
ダッチハンガーとスリムマジックハンガー2そして、柔らかさ。
②ニュースリムマジックハンガーのほうがちょっと薄く、柔らかい印象があります。

力を入れて曲げてみると、ここまでグニャッと曲がります。
ポキッと折れそう!
スリムマジックハンガー強度①ダッチハンガーも少し曲がりますが、くらべてみると、柔らかさの違いは一目瞭然!
ダッチハンガーとスリムマジックハンガー3残念ながら、価格の安い②ニュースリムマジックハンガーのほうが「いつ壊れてしまうのか心配になるハンガー」かも?

フワフワハンガーは安くても服がすべりにくい!

では、肝心の服のすべりにくさではどう違うの?

服をかけてすべりにくさを調べたところ、「すべらないハンガー」としての実力は2本のハンガーどちらもほぼ同じでした。

むしろ、お値段の安い②ニュースリムマジックハンガーのほうが服がすべりにくく、一緒に実験をしたMAWAハンガーや①ダッチハンガーを抜いて、「すべりにくさ」ランキングでは1位という結果に。
(詳しくは、スリムハンガー比較【2】へ)
実験1スリムマジック2②ニュースリムマジックハンガーのフワフワした起毛加工が、かけた服の繊維に引っかかって、しっかり服をホールドしてくれるようです。

また、フックを回してみると、どちらのハンガーもかなりスムーズに曲がります。
グルグル回してみても問題ナシ!

スリムハンガーのお値段の差はどこに出る?

前に比較したMAWAハンガーとブラウスハンガーの結果も一緒に、「すべらないハンガー」のソックリさん同士の違いをまとめてみます。
すべらないハンガー比較MAWAハンガーに代表される塩化ビニール加工されたスリムハンガーは、お値段の差がフックの耐久性にあらわれるようです。
だから、フックを回転させて使う予定がなければ、お値打ちハンガーでも、高いハンガーとだいたい同じように使えます。

ダッチハンガーに代表される起毛加工されたスリムハンガーは、お値段の差が本体の強度にあらわれるようです。
だから、お安いハンガーを使う時には、重い服をかけない、乱暴に扱わないなど気をつければ満足して使えるはず。

お値段が安いハンガーにはそれなりの理由がありますが、弱いところをわかって上手に使えば問題なし!
価格が安いかどうかも、お買い物をする時には大切なポイントです。

お値段の高いハンガーには、「長く使える」「壊れにくい」というお値段に見合ったクオリティーがちゃんとあります。

どんなふうに使いたいのかをイメージしながら、自分にぴったりのハンガーを選びましょう!

今回の記事に登場したアイテム 
MAWAハンガー レディースハンガー3P(MAWA社)
ブラウスハンガー2本組(シンコハンガー株式会社)
ニュースリムマジックハンガー5本組(長塩産業株式会社)

同じシリーズの記事はこちら 
スリムハンガー比較