まな板材質比較【1】木からプラスチックへ!求め続ける理想のまな板は?

まな板材質比較【1】木からプラスチックへ!求め続ける理想のまな板は?

同じシリーズの記事はこちら 
まな板材質比較

まな板は食材を切るときに欠かせない道具ですね。
上の画像は檜(ひのき)のまな板。
木肌が優しくて、なんともいえないぬくもりを感じます。

まな板にピッタリな木!檜の特徴とは?

檜は、脂をたくさん含んでいて水に強い木材。
耐久性に優れています。

実は、神社やお寺の建築に檜が使われているんです。
今から1000年以上も前に建てられた神社やお寺が、しっかり維持されていることを聞けば納得ですね。

また、檜には独特の香りがあります。
香りの正体は、檜に含まれる精油。
檜の精油成分は、抗菌、防カビ、消臭効果があるといわれています。

水に強くて抗菌効果がある檜は、まな板にピッタリな木といえそう。

木のまな板が包丁に優しい理由は?

木のまな板は、檜のほかにも、銀杏(いちょう)や、朴(ほお)、桐などが使われています。
木のまな板木のまな板は、なんといってもほどよいやわらかさが特徴!
包丁の刃先をすっと吸い込んでくれます。
刃当たり木のまな板は、刃当たりがいいといわれますが、刃当たりとは、食材を切る時、まな板に包丁があたる様子のこと。
まな板の相棒、包丁との相性はとても大切ですね。

木のまな板は水分を吸収する

木のまな板は、食材の水分を吸収するので、食材がくっつき、滑りにくいというメリットがあります。
滑りにくいと切りやすいかも知れませんが、気がかりなことも。
お肉などの生ものの水分も吸収するので、しっかり洗って乾燥させないといけません。
衛生面では、ちょっと心配。

だからこそ、先ほどの檜のように、木そのものがもつ抗菌、防カビ効果はとても重要。
昔の人は、その土地に生育する木をまな板にしていたそう。
木の特徴に寄りそって工夫されてきたのでしょうね。

まな板には脚がついていた!

昔のまな板には、下駄のような脚がついたものが多かったといいます。
床にまな板を置き、すわって食材を切っていたので、まな板の高さを上げるためのものだったとか。

でも、脚の高さは3~5cmくらい。
かがみこむようにして切っていたそうです。

なんて切りにくそう!
ちょっと想像しにくいですね。

キッチンで立って切る!で変化したまな板

今のように立って切るようになったのは、昭和30年代に入ってから。
ステンレス製のキッチンが発売されて、調理のすべてが、立ち作業になりました。
キッチンまな板の脚は、高さを上げるためについていたもの。
立って切るようになると必要なくなりました。
脚はだんだん消えて、裏表の両面が使えるまな板へと変化していきました。

昭和40年代になると、まな板はプラスチック製が主流へ。
低コストで大量に生産され、広がっていきました。

やっぱりコレ!プラスチック製の白いまな板

現在、ホームセンターなどのまな板売り場では、プラスチック製が半分以上。
1000円前後ぐらいのお求めやすいのものが、たくさん並んでいます。

まな板といえば、この白いまな板を思い浮かべる方も多いのでは?
プラスチックまな板キッチンが明るくなる、清潔感があるということで選ばれる方も多いよう。
白だと汚れがついたらよく分かるし、お手入れもマメにしなくては…と思いますね。

プラスチック製だからできる抗菌加工

プラスチック製のまな板は、水分を吸収しないので、表面をしっかり洗えば衛生的にも安心です。
調理の際、お肉などの生ものの水分を吸収しないというのもうれしいですね。

こちらは、耐熱抗菌まな板
銀イオンが配合されていて、雑菌の繁殖を抑える抗菌加工がされています。
抗菌まな板最近のプラスチック製まな板は、抗菌について大きくアピールしたものがほとんど。
キレイ好きの日本人が、さらなる安心を求めているんですね。
こういった機能をプラスできるのは、加工しやすいプラスチック製ならではです。

デザインが豊富なプラスチック製

加工しやすいプラスチック製のまな板は、デザインも豊富。
こちらは、JosephJoseph(ジョセフジョセフ)のまな板
ジョセフまな板なんともオシャレ!カラフルでキッチン華やかになりますね。

こちらも、同じくJosephJosephのチョップ2ポットプラスというまな板。
ジョセフジョセフまな板を折りまげて形を変えることができ、食材を切った後、そのまま盛りつけられます。
お鍋に食材を入れる時も活躍してくれそうです。
調理をラクにしてくれるうれしい機能ですね。

プラスチック製まな板は硬いのがネック

ただ、プラスチック製のまな板は硬いという特徴があります。
プラスチックまな板の刃当たり切った感じは、包丁を跳ね返すようで、刃当たりがいいとはちょっといいにくいかも。
まな板の硬さは、刃当たりに直接結びついているといえそうです。

プラスチックの材質をチェック

こちらは、プラスチック製といわれるまな板ですが、材質をみてみると、実はさまざま。
プラスチック材質①耐熱抗菌まな板(新輝合成株式会社)
②イラストパレットブルーム(新輝合成株式会社)
③ビタクラフト抗菌まな板(ビタクラフトジャパン株式会社)

※(カッコ)内はメーカー名。

一般的に硬いといわれるプラスチック製まな板にも、硬さの違いはあるのかもしれません。

次回は実験。まな板について徹底調査していきます!

今回の記事に登場したアイテム 
耐熱抗菌まな板(新輝合成株式会社)
Joseph Joseph グリップトップ まな板(株式会社マキノトレーディング)
JosephJoseph チョップ2ポットプラス(株式会社マキノトレーディング)

同じシリーズの記事はこちら 
まな板材質比較