おもちゃの収納術!片付けが自分でできる子供目線の収納場所とラベル付け

子供や家族がある程度、自分のことは自分でできるようになってくれれば、心身共にもっとラクになると思いませんか?
今回は、自分のことは自分できる収納作戦をご紹介します。
目次
見直してみて!家の中でも起こっていませんか?
例えば、お友達の家に遊びに行ったとして…
何かをこぼしてしまったなんて時、「ごめんね、ふきんどこ?」と聞きますね。
聞かないと、ふきんの場所は分からないし、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
なんとなく気を使ってしまって、ちょっと疲れますね。
けれど、こんなことが、日常的に自分の家の中でも起こっているかもしれません。
「ママー!〇〇は、どこにあるのー?」
「ママー!〇〇持ってきてー!」
聞かれる方はイライラするし、言っている方も、きっとイライラしているはず。
イライラをなくす2つのポイント!
先ほどの例のように、家の中のモノの置き場所を、特定の人しか知らないという状態は、とても不便。
イライラの種になりやすいのです。
だから、次の2つのポイントを軸に仕組みづくりを進めていきます。
☑ 自分でできるようにモノの置き場所を決める
☑ グループ化して名札をつける
自分から動いてもらうために…使うところに使うモノ
みなさんにも帰る家があるように、モノにも帰る場所が必要です。
どこにしまえばいいのかわからないということが、いちばん子供を困らせています。
ママは知っているけど、子供は知らない…
それでは、子供が自分から動けません。
また、気を付けたいのは、必要なところに必要なモノがあるか?ということ。
例えば、小学校低学年ぐらいまでは、リビングで遊んだり勉強したりするお子さんが多いと思います。
それなのに、おもちゃは子供部屋に、文具は勉強机に片付けるなど…
リビングとは離れたところに、片付ける場所を作っていませんか?
これでは、片付けるのがとても面倒。
遊びも勉強もスムーズにできなくて、窮屈な思いをしているかもしれません。
今までの思い込みや習慣を見直して、使うところに使うモノを収納することを考えてみましょう。
子供目線になって考える
まずは、子供が出し入れしやすく持ち運びが可能な入れ物を用意しましょう。
また、入れ物を好きな柄ものにすれば、子供のやる気スイッチは、とても入りやすくなります。
もう一つ工夫してほしいのは、子供の体に合わせてモノを置くことです。
背が届かないとか、奥に入りすぎて手が届かないなど、大人の都合による置き方は、子供がサッと出し入れできません。
このあたりもしっかり気を配ってあげましょう。
グループ分けして名札付け
おもちゃや文具などの細々したモノを、本のように単体で片付けるのは容易ではありません。
おもちゃというひとくくりのグループにするためには入れ物が必要です。
けれど、箱やカゴなどにまとめて入れてしまうと、何が入っているのか、片付けた本人にしか分からないということが起こってきます。
そこで、もうひと手間!
名札を付ける=ラベリングの出番です。
これさえしておけば、自分でお目当てのモノを出すことができます。
また、片付ける場所を間違えることもなくなり、モノがあちこち迷子になりません。
「ママー!〇〇は、どこにあるのー?」と聞かれることはもうなくなりますよ。
おもちゃや文具などの散らかりやすいアイテムは、もうすでにみなさん実践済みかもしれませんね。
もうひと手間でスムーズさ倍増
ここでさらに、スムーズさ倍増のコツ!
もう少し細かく生活シーンを想像してみて、それぞれで使うモノをグループ分けしてみてください。
例えば、『お弁当に要るもの』や『家庭学習でいるもの』『通園でいるもの』という感じです。
グループ分けしたモノを使う部屋に配置しておけば、家のあちこちからモノを集めるということがなくなります。
今回ご紹介した収納作戦は、子供用品に限ってではありません。
キッチンや洗面所など、家中で応用できるので、たくさん仕込んでみてください。
家族のためにママだけが頑張っている…?
そんなモヤモヤが吹っ飛ぶ収納作戦で、家族みんなのニコニコが増えるのをぜひ実感してくださいね。
今回の記事に登場したアイテム
キッズかたづけボックス(パール金属株式会社)

柳澤知伽

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