バスマット比較【3】お手頃価格のバスマットの吸水力は?

バスマット比較【3】お手頃価格のバスマットの吸水力は?

同じシリーズの記事はこちら 
バスマット比較
 

8種類のバスマットを使って、バスマットの吸水性と速乾性をテスト中!
(詳しくはバスマット比較【2】へ)
バスマット集合2①SUSU(山崎産業株式会社)  
②乾度良好Nハイパイル(オカ株式会社)
③SHIBAFU(株式会社オカトー)
④ソフワ(山崎産業株式会社)
⑤ローザ(ヨコズナクリエーション株式会社)
⑥ファミーユ ワッフル(株式会社オカトー)
⑦タオルバスマット(株式会社ニトリ)
⑧足ウラ快適バスマット(株式会社オカトー)

 ※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

前回は、①のSUSU②の乾度良好Nハイパイルでテストしました。
結果は、どちらもバッチリ!

濡らした手をバスマットで拭いた後に……
実験の様子2手に残った水分を調べても……
実験susuバスマットの表面に残った水分を調べても……
実験2SUSU習字紙を濡らすことはありませんでした。
吸水性と速乾性、どちらも優れている証拠!
実験結果SUSU実験の様子はこちら♪

でも、ひとつ気になることが。

実は、①SUSU②乾度良好Nハイパイルも、Mサイズ(45×60cm)で2000円前後と、バスマットのなかではちょっとお値段が高めなんです。

バスマットの吸水性は値段の差?

では、値段が安いバスマットならどうなるの?

というわけで、次に実験するのは、④のソフワ

①のSUSUと同じく、マイクロファイバーのモール糸でつくられたバスマットです。
sofwaイメージお値段は1000円前後と、①SUSUの半値程度ですが、見た目はそっくり!
ソフワ表面上の写真が④のソフワで、下の写真が①のSUSU
色違いの同じバスマットに見えてしまうほど、似てますね。
susu表面

お手頃価格のマイクロファイバーバスマットの実力は?

さっそく、実験スタート!
水で濡らした手をバスマットで拭いてみます。
実験1ソフワこれを3回繰り返して、拭き終わった手を習字紙に置き、手に残った水分を調べると……
実験1ソフワ赤の丸で囲った中に、小さなシミが見えるでしょうか?
ほんの少しだけですが、濡れてしまいました。

でも、拭き残った量がこの程度なら十分満足な結果?
吸水性はまずまず♪

次は、速乾性のテスト。
手を拭いた後のバスマットの上に習字紙を置いて、表面の水分を調べます。
実験2ソフワ1あららら、結構湿ってる?
実験2ソフワ1濡れた部分がわかりやすいように、色画用紙の上に置いてみます。
広い範囲に水が染みていますね……。
速乾性は、①SUSUほど高くないようです。
実験2ソフワ

マイクロファイバーバスマットの差は「速乾性」に出る?

吸水性と速乾性、どちらもバッチリだった①SUSUに対して、④ソフワは、速乾性が微妙な結果に……。

この差が生まれた原因は、モール糸の量にありそうです。

①SUSU④ソフワを真上から見てみましょう。

どちらも、モール糸が表面を覆っていてモコモコしています。

でも、よく見ると……
④ソフワのほうは、モール糸が埋め込まれた布(基布)が見えている部分がありますね。
SUSUとソフワ1①SUSU④ソフワのようなマイクロファイバーのバスマットは、基布(土台の布)にモール糸を埋め込んでつくられます。

そのモール糸が、④ソフワの場合、①SUSUよりも少なめ。
モール糸を埋め込まれる間隔が、①SUSUよりも広くなっているんです。

ものさしで測ってみたところ、①SUSUの場合はその間隔が0.8mm。
④ソフワは1.2cm。その差、0.4mm。
SUSUとソフワ2わずかな差ですが、これが、吸収性と速乾性の差に直結。
もちろん、肌ざわりも変わってきます。

マイクロファイバーはもともと吸水力が高い繊維なので、お手軽価格のバスマットでも、吸水性は実感できるはずです。

ただし、④ソフワのように、使われているモール糸が少なかったり、メーカーによってはモール糸そのものの吸水力が低い場合もあるので、速乾性までは実感できないかも?

低価格でも吸水力バッチリのタオル生地

実験に使ったバスマットの中で一番お値段が安かったのが、こちら。
⑦のタオルバスマットです。

両面がタオル生地になっていて、バスマットの裏によくあるすべり止めがありません。
ニトリタオルバスマット裏お値段は600円程度で、①SUSU②乾度良好Nハイパイルと比べると、3分の1以下!

素材は綿で、吸水性が高いといわれる天然繊維。
でも、厚みがそれほどなく、ほかのバスマットほどモコモコしていないので、「ちゃんと水を吸ってくれるのかな?」と心配になる見た目です。

でも、吸水性をテストしてみると、かなりの好成績!
ポツポツと濡れたところはあったものの、ごくわずかでした。
④のソフワに近い吸水性を発揮!
実験1ニトリ

ループパイルを侮るなかれ!

吸水性の秘密は、タオル生地のループパイル加工にありそうです。

バスマットの表面をよく見ると、表面を覆う糸が輪っか状になっています。
この輪っかが、ループパイル加工の特徴。
(詳しくはバスマット比較【1】へ)
ループパイル表面水は、繊維にくっつくことで吸水されます。
だから、繊維の量が多かったり、繊維と繊維の間の隙間が多かったりすると、水がくっつくスペースが増えるので、吸水性がアップするんです。

つまり、ループパイル加工された繊維の場合、糸が輪っかになっている分、水がくっつくスペースが多い!ということ。

下は、⑦タオルバスマットと、⑤のローザなどのカットパイル加工をされた繊維が、水を吸い取るイメージ図。
ループパイル吸水モデル輪っか部分を刈り取られた繊維(カットパイル加工)のほうが、ふわふわ、モコモコした手ざわりになるので、なんとなく水を吸ってくれそうな印象があるんですが、実際は逆。

ループパイルのタオルは、そのタオルの重さの3.5倍(350%)以上も水を吸収するのだとか。

たしかに、⑦のタオルバスマットは、しっかり水を吸い取ってくれました♪

タオル地のバスマットの欠点は、速乾性

では、速乾性は?
続けてテストしてみると、びしょ濡れ…
実験2ニトリ吸水力はバッチリですが、速乾性はあまり期待できなさそうです。

拭き取られた水は繊維にしばらく残ってしまうので、使った後はすぐに干したり、足を乗せる前にバスタオルで体を拭いたり、家族にひとり1枚ずつバスマットを用意したり、工夫して使いましょう♪

今回の記事に登場したアイテム 
乾度良好Nハイパイル(オカ株式会社)
SHIBAFU バスマット(株式会社オカトー)
バスマット ローザ(ヨコズナクリエーション株式会社)
SUSU バスマット(山崎産業株式会社)
ファミーユ ワッフルバスマット(株式会社オカトー)

同じシリーズの記事はこちら 
バスマット比較